重力遣いは人質に！？ (ページ3)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:6,125 hit

3月1日（第一話）ページ3

遅刻の原因は、朝にある。
〜朝7時〜
朝起きた。､､､あいつからの電話が五月蠅くて。

『､､､太宰､､､なんだよ、手前､､､。』

太宰「あれ、寝てたの？中也」

『悪ぃかよ』

太宰「いや、別に。」

『で？､､､なんだよ朝っぱらから。』

太宰「ん〜？別に〜？でも、何か起きるかもなぁって。」

『ふ〜ん。あっそ。じゃあな。』

ｶﾞﾁｬｯﾂｰﾂｰﾂｰ

五月蝿ぇ。本当にそう思った。だって、

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ

また鳴り始めてんだから。さすがに苛つく。だけど、用意しねぇと困るのは俺だ。でも、苛ついてきて、朝の俺は、電話を出ちまった。

『なんだよ！！太宰！！』

太宰「出てくれた〜。」

『早く何かあるなら言えよ！遅刻するのこっちだろうが！！』

太宰「ま、いいよ。今回は、本当に何か起こるかもだから、ま、頑張ってね。チビ。」

『は！？誰がチビだ！！手前ぇ太宰！！』

太宰「じゃあね〜」

ｶﾞﾁｬｯﾂｰﾂｰﾂｰ

『チッ､､､切りやがった､､､。』

次会ったらぶっ殺す。そう思いながら、用意をして、外に出て、行き慣れた道を行く。そして、学校が目の前になった時だった。

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

『やべぇ！！』

俺は駆け出した。