家 ページ6
〜夜side〜
「仕方ないなぁ。」
と、Aはケラケラと笑って、
「うーん、前世のことでしょー?前世は太宰治。まぁしがない探偵だよ。」
と云った。・・・俺に目配せしながら。え、俺にやれと?
『・・・・・・中原中也。・・・とある組織の幹部。』
まぁ俺が言えるのはこんくらいだろ。
「そっかー!」
ルビーは能天気。
「と、ともかく、なかなか迫真の演技だったな。どこかで演技やってたのか?」
「ううん、初めてやった」
「じゃあ才能だ。将来は女優かな」
「将来・・・。」
将来、か。・・・にしても、女優・・・か。すげーな。そんなこんなでしばらくした時、お母さんのライブに来た。
「ママのステージ生で見るの、はじめて!」
「いいですか、どうしてもって言うから連れてきましたが、こんなの、社長にバレたら怒られるの私なんですからね」
「推さない、駆けない、喋らない!おしゃぶりつけて大人しくしててくださいね!」
そんな言わなくても。そう思いつつ苦笑していると、アクアが、念を押すように
「俺達はスタッフの子供としてここに居る設定。アイとの関係性を匂わせる様なことは絶対するなよ。」
と云う。別に大丈夫だろうけどな・・・。
「見たでしょ、ママが落ち込んでる所・・・、これでも私はママが心配でここに居るの。遊びに来たわけじゃないのは分かって。」
何でこうも念押し気味なんだよお前ら3人。そのあと、お母さんが現れた。
「「バブバブバブバブ!!!」」
いやあの、うんごめんな、なんかすげーよ。
「なんだこの赤ん坊!?」
「すげー!www」
この後拡散されました、まる。その後、
「ママァ、よしよししてぇー!」
ルビーは甘えん坊に育ちました・・・・・・。なんか、うん、末っ子だからだろうな。
「極楽浄土〜♡」
うっかり、難しい(?)言葉を云っちゃうも、
「やばい位の天才っぽいな」
お母さんの天然に救われました。
「ママの初ドラマ、楽しみだねぇ」
『そうだなぁ』
「うんうん楽しみ!」
そう、お母さんどうやら出るらしいですドラマに。
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朝比奈誠@斎藤一推し(プロフ) - 有栖 月華さん» ありがとうございます!がんばります! (6月25日 20時) (レス) @page14 id: 44e696c465 (このIDを非表示/違反報告)
有栖 月華 - すごく続きが楽しみです!更新頑張ってください! (6月23日 11時) (レス) @page13 id: 32c6fabc5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜紅葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年6月20日 17時