【推しの子】双黒の2人、転生し家族の温もりを知る【文豪ストレイドッグス】 (ページ14)

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るページ14

〜Aside〜

「

･

･

･

愛してる。」

そして、お母さんは泣きながら笑って、

「ああ、やっと言えた。ごめんね、言うのこんなに遅くなって。」

と云った。僕は、無力だ。

『お母さん･･････っ』

そしたら、ギュッと抱きしめられた。そして、お母さんは安心したように微笑んで、

「あー良かったぁ、この言葉は絶対に嘘じゃない。」

と云った。え？と思い、顔を上げると、

「アイ？･･･アイ･･･！？」

微笑んでいるけど、死の色を漂わせるお母さんの姿が。･･････うそ、でしょ？

〜夜side〜

「愛してる。」

『母さん･･･』

「ああ、やっと言えた。ごめんね、言うのこんなに遅くなって。」

俺は、我慢出来ずに、涙をこぼしそうになってしまった。

『･･････っ』

泣くな。泣くなよ。･･････なぁ、俺が1番お兄ちゃんなんだからさ、泣くなよ。･･･ふっと、横に視線を見ると、ルビーが泣いていた。俺はそんなルビーを強く強く抱きしめた。

「あー良かったぁ、この言葉は絶対に嘘じゃない。」

そう云われた時、俺の中で何かが、崩れ落ちた。

「アイ？･･･アイ･･･！？」

アクアの叫び声が聞こえる。

『っ、母さん･････････っ！！』

俺も、叫びたかった。けど、言葉が出なかった。逆に、涙だけが溢れた。あれ、泣き叫べないもんだっけ？こういう時って。