知 ページ13
〜夜side〜
『はっ?ルビー何云って・・・・・・・・・・・・え?』
俺は一瞬、目の前の光景を疑った。だって、扉に体重を預けるようにしてもたれかかってる母さん。そして、その後ろについている、紅色のナニカ。その、ナニカは、もう、見慣れた、否、見慣れてしまった、ものだった。そんなことをぐるぐると頭に巡っていた。そしたら、
「夜も来ちゃダメ」
と、Aの声が聞こえた。
「ねぇってば!!」
泣きそうになりながら、扉を叩くルビーを俺は抱きしめた。そしたら、母さんが、ボチボチ語り始めた。
「ルビーのお遊戯会踊り、良かったよー・・・。私さ、ルビーは、もしかしたらこの先、アイドルになるのかもって思ってて、いつかなんか上手く行ったら、親子共演みたいなさ、楽しそうだよね。アクアと夜とAは役者さん?4人はどんな大人になるのかな。」
なぁ、神様。お前は、お前らは、理不尽だよ。
「あー、ランドセル小学生の入学式も見たいし、授業参観とかさー、ルピーのママ、若すぎない〜とか言われたい。4人が大人になってくの側で見てたい。」
俺たち、何もしてねぇだろ。なぁ、なんで?如何して・・・・・・。
「あんまり良いお母さんじゃなかったけど、私は産んで良かったなって思ってて、えっと他に・・・。あ・・・、これは言わなきゃ。」
「ルビー、アクア、A、夜」
名前を呼ばれた。
〜Aside〜
「ルビーのお遊戯会踊り、良かったよー・・・。私さ、ルビーは、もしかしたらこの先、アイドルになるのかもって思ってて、いつかなんか上手く行ったら、親子共演みたいなさ、楽しそうだよね。アクアと夜とAは役者さん?4人はどんな大人になるのかな。」
拝啓 神様、
君は、理不尽だ。
「あー、ランドセル小学生の入学式も見たいし、授業参観とかさー、ルピーのママ、若すぎない〜とか言われたい。4人が大人になってくの側で見てたい。」
こんな人が居なくなるなんて。
『・・・・・おかあさん・・・・・・』
「あんまり良いお母さんじゃなかったけど、私は産んで良かったなって思ってて、えっと他に・・・。あ・・・、これは言わなきゃ。」
「ルビー、アクア、A、夜」
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朝比奈誠@斎藤一推し(プロフ) - 有栖 月華さん» ありがとうございます!がんばります! (6月25日 20時) (レス) @page14 id: 44e696c465 (このIDを非表示/違反報告)
有栖 月華 - すごく続きが楽しみです!更新頑張ってください! (6月23日 11時) (レス) @page13 id: 32c6fabc5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜紅葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年6月20日 17時