【文豪ストレイドッグス】双黒組の妹ー青の時代出会い編ー【合作】 (ページ23)

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第二十一話ページ23

そして、治さんは、何発も撃っていく。そして、何発も撃った時だった。･･････お兄ちゃんが、銃を蹴り上げたのだ。

「無駄に死体を撃つんじゃねぇ。」

と、お兄ちゃんは、冷静に云った。･･････すごいここら辺紅に染まってるじゃん。何とかして処理しなきゃじゃん。

「･･･そうだね、その通りだ。君の云う事は恐らく正しい。普通はそう考えるのだろう。」

その後、蘭堂さんのところに行った。

「･･････寒･････････風通しが良くなって三倍寒い･････････うぅ････････････」

寒がってました。何でこんな服装してるのに寒いんだろ。まぁいいけど。

「災難だったね、蘭堂さん。」

「酷い目に遭った。何故私が･･････」

「襲われた理由はおおよそ想像がつくよ。噂の拡張だ。森派の蘭堂さんが黒い爆発で殺されたとなれば人々は、先代の怒りをより強く実感するだろう。此処に来た時に彼がぶちのめしたGSSの兵士が、黒い爆発を偽装する為の手順書を持ってた。」

「黒い爆発とは？」

「ナトリウムランプの炎色反応を利用すると、黒に近い色の炎が作れるらしい。･･･まぁいずれにしても、チープな偽装作戦だよ。」

そして、紙を丸めて放り投げる。扱い方･･････。

「ううぅ･･････」

蘭堂さんがうめき声？を上げながら一冊の本を暖炉に放り込むと、炎の勢いが増した。大丈夫？暑くない？そんなことをぼーっと考える。