父親探し ページ8
うちの両親は2人とも忙しかった。
お母さんは、
異変の解決とかで家を空けることもたまにあったし。
お父さんは、
基本的に帰ってこないし。否、流石にこれは語弊だ。
帰ってきてはくれる。
それに、帰ってきてくれたあと、よく遊んでくれる。
だけど、寂しさは埋まってくれなかった。
ずっと、ずーっと、空っぽだった。
『・・・まぁ、自慢の両親ではあるんですけどね』
・・・そうだ。自慢の両親。お父さんもお母さんも。私の1番大好きで、自慢の家族。・・・私の唯一の宝物。それ故に、辛くて、寂しくて。
『・・・とまぁ、私語りは此処までにしておきますね』
「は、はい」
『えっと、手伝ってくれるんですよね?』
「はい、僕でよければ」
「私も手伝う」
と、泉さんも入ってきた。まぁ2人より3人だ。
『ありがとうございます。』
そして、2人に笑いかけた。そのあと、探しに行くことにした。
『・・・そこら辺の川とか居ませんかね?』
「あり得そうですけど・・・」
「うん、あり得る。1番その可能性が高いと思う」
『行ってみますか・・・』
そして、近くに行くと、案の定、流れて居ました。
「『居た・・・』」
あ、私と泉さんの声ハマった。
「居ましたね」
と、中島さんは苦笑していた。
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作者名:朝宮藍良@元十六夜紅葉 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年11月14日 11時