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依頼 ページ5

『・・・えーっと、泉さん、如何かした?』

と、私が彼女に尋ねると、

「あ、ううん。気にしないで。」

泉さんは微笑んだ。私もそれに釣られて少し彼女に笑いかけた。

「・・・えーっと、依頼者?」

『うん。・・・ちょっと依頼したいことがあって。』

まぁお弁当届けに来たのもあるけどね。

「そう。・・・取り敢えず、中へどうぞ?」

と、中に入れてもらった。そして、辺りを見回す。だけどお父さんの姿はなかった。如何やらお父さんは何処かに行ってるらしい。

『依頼だけしていいですか?』

「ど、どうぞ?」

と、中島さんが私の前に座る。

『私の両親と協力して、私の故郷(幻想郷)を守って欲しいんです』

まぁ、お父さんが協力するかは謎だがするだろう。お母さんの尻には敷かれてるから。ついでに此処でも依頼してるんだ。協力しない理由がない。

「守る?」

『はい。・・・実は・・・“異変”と呼ばれるものがまさしく今、起きようとしているんです。』

「異変?」

『えぇ、詳細は私の両親・・・いや、貴方達の知り合いで云えば私のお父さんに聞いてください。』

「えっ、僕たちの知り合い?」

中島さんは少し困惑して居た。

『はい。』

少し彼に笑いかける。お父さんが帰ってき次第明かしてやる。そう思いつつ。

電話と焦り→←泉鏡花(少し修正)



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作者名:朝宮藍良@元十六夜紅葉 | 作者ホームページ:http://yuuha0421  
作成日時:2023年11月14日 11時

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