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泉鏡花(少し修正) ページ4

少し観察してみる。黒がかった青色の髪をツインテールにしていて結っている位置に白色の花飾りをつけている。そして、蒼色の瞳。とても可愛らしい女の子だった。だけどこの子は闇を知ってる。

「う、うん。鏡花ちゃんはお仕事終わったの?」

彼女の名前は鏡花というらしい。

「うん、終わった。」

そう中島さんに返すと私の方を向いて、

「私は泉鏡花。好きなものは兎と豆腐。嫌いなものは犬と雷。貴方は?」

『私は霧雨秋月。そうだなぁ・・・好きなものは家族と幻想郷(故郷)と仲間のみんな。嫌いなものは、異変と父親だよ。よろしくね!』

思わず、お父さんのこと嫌いだって云っちゃったけど、家族のことは好きだって云ったし大丈夫だよね?

「えっ、ちょっと矛盾してる・・・?」

と、中島さんは呟いてた。私はほんの少し笑って、

『うーん、お父さんに関しては、性格が性格だから・・・嫌い寄りなんだよね。・・・でも、大好きで自慢の父親でもあるんだ!だから、ちょっと矛盾してるけど気にしないでね』

と返す。まぁこれはほんとだ。だって、嘘を吐いたら、駄目な気がしたから。

「そっか」

と、中島さんは微笑んでくれた。泉さんは私のことを観察して居たけれど。

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作者名:朝宮藍良@元十六夜紅葉 | 作者ホームページ:http://yuuha0421  
作成日時:2023年11月14日 11時

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