スキマ ページ11
それを見た中島さんが、
「えーっと・・・?」
と、尋ねてくる。まぁそうだね。無理もないよ。お父さんの姿見えなくなってるんだもん。
『・・・まぁ、後で説明しますね。・・・はい』
「は、はあ・・・」
そしたら、急に地面にスキマができました。・・・ん?スキマ?
『えっ!?』
そして、みんなそろって落下しました。そして、私が落ちたのは、博麗神社ではなく、地霊殿前でした。何故?
〜敦side〜
後で説明・・・?そう思っていたら急に浮遊感がして、落ちるって思った瞬間に、落下した。どんどん落ちる。・・・というか、落ちた場所がもう見えない。・・・そしたら、出口?というか、別の地面が見えてきた。叩きつけられる・・・!そう思って受け身を取ろうとした。だけど、何かに落ちて、衝撃で意識が暗転した。
そして、飛び起きた。
「あ、あんた。大丈夫?」
近くにいたのだろう、女性が顔を覗かせていた。
「は、はい・・・なんとか・・・」
「そう。なら、良かったわ」
「は、はい・・・」
辺りを見渡すと、全然知らないところだった。それに、何処かの部屋だ。そんなことを思うと急に不安が襲ってきた。そして、僕はその不安を拭うように、慎重に問う。
「えーと・・・此処は?」
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作者名:朝宮藍良@元十六夜紅葉 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年11月14日 11時