2日目（修正済み） ページ4
･･･と、こんな出会い方をした私たち。だけど何故か今、中原中也さんと、逢引をしています。何故なら、上司の咲良さんに、“会ったことあるなら見張ってこい”って云われたからです。ちなみに今、遊園地に来ています。そしてしばらく満喫してました。
『すごいですよねぇ、此処』
「だよな、広ぇし」
『はい！』
「･･･じゃあ、最後に、お前、何処か行きたい所あるか？」
『え？･･･そ、それなら、観覧車行きたいです！』
「おー、なら、行くか！」
『えぇ！善いんですか？』
「嗚呼、善いぜ。別に」
『あ、ありがとうございます！』
そして、彼に連れられて、観覧車に行った。そしたら、係員さんに、
「わ、カップルの方ですか？」
と、尋ねられた。私は困惑していると、
「嗚呼、此奴は俺の彼女だ。な？」
と、中也さんに尋ねられました。目で合わせろって、訴えられた気がして私は慌てて頷く。
『は、はい！』
「へぇ、お似合いの方ですね」
と、係員さんに云われ、私の頬は真っ赤に染まる。そして、観覧車に乗った。丁度夕陽が見えて綺麗だなぁと思う。
『ねぇ、中也さん！』
「･･･ンだよ？」
『夕陽、綺麗ですね』
「そうだな。」
そして、彼はずいっとこちらに寄ってきて、
「夕陽に照らされてる手前は綺麗だな」
と、笑って云った。私は余計に頬を染める。
「お？お前、照れてんのか？」
と、中也さんは揶揄うようにカラカラ笑う。
『ちょっ、なんですか急に！』
「いや、別に？」
と、少し笑う彼を見た。丁度夕陽とは逆で逆光みたいに見えた。少し暗く見えた。
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オリキャラの設定
名前 藍宮咲良
性別 女
坂口安吾と同期で案外仲良し。
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作者名：朝宮藍良 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2023年9月5日 17時
