××失格と呪術師。【文スト×呪術廻戦】

第八話 ページ10

「ごめんなさい･･････。夏油さんが言ってることはまだよく分かりません･･････。けど、友達を侮辱する人の手伝いは僕にはできない！！」

「それはすまない。君を不快にさせるつもりはなかった」

そしたら、お兄ちゃんが、憂太くんと、夏油さんの間に割り込んだ。

「じゃあ一体どういうつもりでここに来た。」

「･･･宣戦布告さ」

『宣戦布告？』

そう呟き、ほんの少し顔を顰めた。

「お集まりの皆々様！！耳の穴かっぽじってよーく聞いて頂こう！！！来たる12月24日！！日没と同時に！！我々は百鬼夜行を行う！！！

場所は呪いの坩堝、東京新宿！！呪術の聖地、京都！！各地に千の呪いを放つ･･････。下す命令は勿論“鏖殺”だ。地獄絵図を描きたくなければ、死力を尽くして止めにこい。」

そして、笑みを歪ませる。

「思う存分･･････呪い合おうじゃないか･･････！」

ハッキリと云うのなら、命をなんだと思ってるの？かもしれない。だけど、私が云えた話じゃ無い。前世は人殺しだったのだから。まぁ、織田作に云われてからは、人を救う側になっていたけど。

まぁ、そのあと、夏油さんが出て行こうとした時、

「このまま行かせるとでも？」

と、お兄ちゃんが尋ねた。

「やめとけよ」

そう夏油さんが云った時、私たちの周りに呪霊が群がっていた。

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