検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:2,952 hit

手に負えない姉妹愛 続 ページ9

…明るい。きれいな白いシーツ。
「お姉ちゃん!美々子、お姉ちゃん起きた!」
菜々子の声が聞こえる。元気そう…元気そう?
起き上がろうとしたが体が動かない。せめて周りを見ようとしたが、カーテンで覆われている。
「お姉ちゃん!」
美々子と菜々子が顔を覗き込んで来る。美々子は目が潤んでいるが、二人とも顔色が良い。あのお兄さんが助けてくれたのか。
「邪魔するよ」
綺麗な女の人が私の額を触ったり、点滴を抜いたりしている。なんだか新鮮だ。されるがままになっていると女の人が怪訝な顔をした。
「怖くないの?」
怖い?怖くはない。村の人には殴られたけど、一度だけだしすぐに気を失ってしまった。それにこの人は、
『優しそう、だから』
驚いたようだったが、菜々子が横から
「優しいんだよ、硝子さん」
と声を掛けて、照れくさそうにしていた。

その後、夜蛾さんという人に高専で保護される事や、ジュジュツの才能がある事を伝えられ、ほわほわした気持ちで三人で過ごした。
ただ、未だに私はげとうさんに会えていない。
美々子も菜々子も話したと言っていたのに、私はしばらく顔も見ていない。
『どんな人なんだろう…』

一週間後にげとうさんに会うまで、構ってくれないとミミナナが拗ねていた。

呪術師社畜業→←手に負えない姉妹愛



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:夢小説 , 呪術廻戦 , クロスオーバーを含む   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くろ | 作成日時:2020年11月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。