今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:356 hit
小｜中｜大
僕の夢 ページ7
とても不思議な夢を見た
少女と少年が迎えた全てが.......
少年の視点が僕だった
ずっと一緒にいた彼女は日に日に弱って行った
?「私ね、生まれつき心臓が弱いの。だからね、激しい運動を続けると苦しいし、寿命だって変わる」
彼女はそう言って笑っていた
窓の外には入道雲ができていて
窓を開けると、蝉の声や暖かい風や鋭い日差しが
病室を照りつけた
?「大丈夫だよ」
あの日見た記憶と同じ光景
ただ違うのは、少女と話しているのは少年ではなく
僕だったということ
?「やりたいこと精一杯やっていこう?楽しかったって思えるように」
?「..うん。そうだね…あと何回夏を過ごせるかな」
少女が好きだった夏
そして少女が亡くなった夏
今まで見えなかったその少女の顔は
茉莉にとても良く似た顔をしていた
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←病室のあの子
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ：恋愛 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夕槻 湊海 | 作成日時：2018年6月19日 23時
