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日記 9月2日 天気 曇 記入者*****


西暦2058年9月1日
日本全体を襲った巨大地震により
死者多数、行方不明者多数という損害と
三大都市の不機能という厳密な自体が日本を襲った
交通も経済もままならない状況に国民はたっていた
電気も使えず、水も出ない、外国からの支援に頼るしかない生活
終わりが来るかもわからない日常

友達も多数行方不明になっていた
災害前に撮られていた友達との写真
写真を見るたびに思っていたことがあった
自分の脇にある不自然な空間
まるで、その空白に誰かが存在していたかのような
どの写真にもあるその異様な空白
何度思い出そうとしても浮かばない何か…
思い出そうとするたびに警告を鳴らす頭

できるならば自分で解決したかったものです
ですが、それは次の誰かに託すことにしましょう
私はきっと明日死ぬでしょう
自分のことは自分がよく知っているものです
誰かがこの出来事を覚えてなくてはいけない気がしたんです
だから私が書き記しておくことにしましょう



拝啓、この日記を読んでいる誰かへ


あなたはどこからきたのですか?


あなたは誰なのですか?


あなたは私を知ってましたか?


あなたは今何を望んでいますか?


あなたの大切なものはなんですか?









あなたは









幸せですか?

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作者名:夕槻 湊海 | 作成日時:2018年6月19日 23時

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