血ぐらい/Sm ページ4
※夢主人外パロ
『スマイル！帰ろ！』
「あー、ごめん俺生徒会の仕事あるわ」
『そっかぁ、じゃあ校門で待ってるね！』
「生徒会室にいるか？今日俺だけだし」
『…え、いいの？』
「寒いだろ、外」
『えへへ、スマイル優し、、、』
「…行くぞ」
『はーい』
私は人間の姿をしている、人狼という数少ない生き残りの種族だ。
人狼の主食は人間の肉と血。でもお腹はすぐに減ってしまう。
人間に恐れられている、そんな人狼がなぜ普通の人間として学校に通っているのか。
それには理由があった。
白尾高校の校長、基人狼の元最高権力者様。
分かりやすく言うと人間でいう総理大臣のようなお方の事だね。
その方が数少ない生き残りの私に、
「君にはこの学校に1生徒として入学し、人間としての能力を高めて欲しい。君は人狼の生き残りだ。これから人狼とバレずに生きていくには、人間性が大切になってくるからな。意外と楽しいぞ？だから君も人間を演じてみないか？」
って言う話を持ち掛けてきたんだ。
それで今私は学生をしているってわけ。
そして私は、スマイルという人間と付き合っている。
人狼とバレてしまった時に、拒絶されるのが怖い。
だから、大好きなスマイルに人狼と教えることなんて、頼めるはずが無かった。
そう思っていたのに。
「A、おなか減ってるでしょ」
『え、バレた？』
「お腹鳴ってるから」
私は人間が食べるご飯も食べれるけど、それだけじゃお腹が満たされないのだ。
いつもならスマイルの生徒会を待っている間に校門で人間の肉を食べるんだけど。
あ、人間の事は倒してないよ？人狼用の冷凍食品的な人間肉まん食べてるから。
でもスマイルは物知りだから、すぐ人狼用ってバレちゃうと思って目の前で食べれなかったんだ。
「俺の血飲めば？」
『喜んでいただk…えっ？血！？』
「だって、主食って人間の血と肉なんだろ？流石に肉は取れないし…満腹量がどちらも変わらないなら血で大丈夫だろ？」
『ちょ、まって、話について行けないっ』
「だって、A人狼でしょ？」
『…は』
「こないだ、校長とAの話聞いちゃってさ、人狼について色々調べてたんだよね」
『なんでっ…』
「だって恋、、、人の事は、、、支えてあげたい、だろ？…あと隠し事は嫌だ」
『…スマイルぅ、、っ、隠しててゴメンねっ、、、、』
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郵便星の作者(プロフ) - たこ焼きさん» コメントありがとうございます！分かります…転生いいですよね…() (2021年11月24日 16時) (
レス) @page3 id: 0c5e0cce02 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - ｯｽｰ...私も転生したい人生でした() (2021年11月20日 18時) (レス) @page3 id: 508c9e96c0 (このIDを非表示/違反報告)
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