#6 ページ7
「…ということは、この生き物は関係なかったと?」
「え?というか…何なんですかこの生き物?」
「………」
『ブイ』(おい)
「………」
『ブ、イ!!』(あ、や、ま、れ!!)
「………ゴホンッ」
『てめぇごら○すぞ!!!!あ、戻った』
「きゃあ!?やっぱり異能力だったんですね!?」
戻りたいと思えば戻れるらしい←
ってそうじゃねぇよ
というか人間に戻った瞬間に足の痛みがぶり返してきたわ(激怒)
立てない
『何か言うことあんだろやつがれ野郎!!』
「……らしょうも」
『証拠隠滅しようとすんな!!!』
「???????????????????」
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「成る程、それで怪我を…」
金髪のお姉さんに粗方説明した
説明している最中手当してくれるこの人は絶対いい人だよ←
でもスーツ着てるってことはやっぱり仕事で、先輩ということは同じ会社
…裏社会に触れてしまったのかもしれないな
『…歩けないんだけど』
「……すまなかった」
『許しませんからね。僕、これでも根に持つタイプなので』
「……」
(怒られてる先輩、なんかかわいい……)
「…それで、何で血濡れなんですか?絵の具ではないでしょうこれ」
『あー…そのことなんですけど多分僕記憶喪失で』
「え!本当ですか?お名前とか…」
『それは覚えてます。年齢とか…でも、他のことが全くと言っていいほど……』
金髪のきれいなお姉さん、本当に嘘ついてごめんなさい
でも、ここで『トリップしてきました!てへ★』なんて言えるわけがないので
「これからどうするつもりだったんです?」
『…僕も分からなくて……居場所がないんですよね』
「……それは…」
あ、なんか暗い雰囲気にさせてしまった
違うよ、本当は違うけど
居場所がないのは事実だからさ
どうにかできないかなぁって思ってたのが口に出ただけですはい
「……仕方がない。小娘、名は何と言う」
『?橋本Aです』
「一度僕達の組織のトップと会ってもらう。それからだ」
「芥川先輩本気ですか!?で、でも確かにそうしたほうがいいのでしょうけど…」
「…さっきの償いでもある。歩けないのだろう?」
そういってやつがれに担がれた
いや、は?
「まぁ、せいぜい失礼のないようにするんだな」
は?
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リムル=テンペスト - ユウさん» 御返し有難う御座います 中也やっぱ格好良いなぁ (3月29日 21時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます!そうですよね、僕も言われてみたいです! (3月27日 21時) (レス) @page31 id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 良い子だで耳が燃え尽きたんだけど⁉︎ (3月27日 1時) (レス) @page16 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - いいなぁ僕もこの世界行きたい 中也推し (3月25日 15時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» コメントありがとうございます!ブイズ達は完全に作者の好みにしてますが、更新頑張ります! (11月3日 15時) (レス) id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2023年10月29日 23時