トリップしたら、友達の推しがいる世界だった【中原中也】【文豪ストレイドッグス】【ブイズ】

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本当に信じられないけど

今は信じる信じないに関係なく動かなければならなさそうだ。




(ブースターになって何をしろと！？戦えっつってんだよ！！！)

「っ異能力か。羅生門！！」

『ブイィ！』(殺されてたまるかぁぁぁ！！)

「な、なんだこれは！？いっ」




なんとなくでやったらスピードスターが出た！すげぇ！

ほのおタイプなのに炎技じゃないのは許せよ！

僕は逃げる！！

足があまり痛くないのは、ポケモンが戦いに慣れているからか？

結局のところ何もわからないけど、今は考えている時間がない




「待て！」

『ブイ！！？』(追いかけてきてる！？)

「ｹﾞﾎｯ…どんな異能力か知らないが、逃しはしない！」

『ブイブイ！ブーイ！！』(だから人違いだって！人違いー！)

「っ今度は何だ！？」

『ブイー！！！』(今度こそひのこじゃー！)




全速力で走っているが、流石ポケモン。足が速すぎる

あのやつがれ野郎も追いつけていない

ざまぁみやがれ！！




『ブっっっ！』

「きゃ！って、何この生き物…」



よそ見をしていたら、金髪の女性にぶつかってしまった

頭を打ったせいでくらくらする。

いやぁ、ほんとすみません

全て後ろのやつがれが悪いんです←




『ブイ〜……』(痛いー…)

「可愛い子ですねぇ…ん？怪我してる？」

『ブイブイ』(助けてくだはれ)

「っ見つけたぞ…樋口。何をしている」

「あ、芥川先輩！やっと見つけましたよ！」




え、何この人の仲間だったの？？？？

こんなきれいな人が…って違う

逃げなきゃじゃん←




「何度も電話したんですけど、気付かなかったようなので…」

「…無駄な話はいい。そいつを拘束しろ」

「え？何でですか？」

『ブーイ！！』(やめて！離せこの野郎！！)

「今は異能で姿を変えてはいるが、そいつは例のうらぎり…」

「あ、そうだでした。例の裏切り者なんですけど、中原幹部が捕らえたようです」


「…は？」『……ブイー！！！！！』(やったぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！)

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