トリップしたら、友達の推しがいる世界だった【中原中也】【文豪ストレイドッグス】【ブイズ】

#27 ページ28

流石にね、僕も色々言われると怒るから

我慢してやってるうちに引いてくれればよかったものの……





「な、何よこの子！人になんて口を利いてるの！！？」

『黙れっつってんだよ理解もできねぇのか低脳』

「やめろA！流石にここで言い合うのは店に迷惑だ！」

『……なら勝負しません？服買った後で』



















「…で、何でファミレスなわけ？」

『今から大食い勝負をして、負けたほうがお支払いしましょう
それに追加で、僕が負けたらお兄ちゃん渡します』←

「勝手に決めんじゃねぇよ！？」

「…えー、でも私少食だしぃ」

「太っちゃうしぃー」

『あれ？こんなに小さい僕よりも食べられないなんて…
お兄ちゃんはいっぱい食べる人が好きですよ』

「「やってやるわよ」」

「しかも2対1かよ………」




中也さん、僕をなめてると痛い目にあうよ

あ、いや痛い目に遭うのは代金を払う二人の方か←


店員さんにまずは好きな食べ物を注文した

普通に食べたかったハンバーグを頬張ると、彼は「うさぎみてぇ」と

頬をつついてきた

…お姉ちゃんも同じこと言ってたような気がする

敵二人もオムライスやらスパゲティやらを普通に完食し、

大食いということなのでもう一度注文をしている。

僕も速度はだいぶ遅いが、2つ目を注文した

そんな僕を見て二人は余裕そうに食べ進めている。


今僕は8食目くらいだろうか。

そろそろデザートも良い気がするなんて思いながらグラタンを食べている

敵二人は3食目くらいにもうダウンしていた

二人合わせても僕に勝てていない

ざっっっっっっっこ←




「チビに大食いが多いのは本当なのかもしれねぇ…」

『チビッつったか？？？』

「お兄ちゃんにそういうことを言うんじゃねぇ」

『……ハイハイスミマセンデシタｵﾆｲﾁｬﾝ』




こいつ、僕がお兄ちゃんっていうのに抵抗があるのを気付いている

そしてそれで遊んでいるな

……後でRed Bull5本くらい買わせよう




「うぷ……何この子気持ち悪い…」

「食べ過ぎよ……体に悪い」

『そこ、聞こえてんだよ。あ、チョコレートパフェアイス3つでお願いします』

「まだ食べんのかよ」

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