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#25 ページ26

次についたのは、普通のショッピングモールだった

久しぶりに来たような気がして、少しはしゃいでしまう




(…駆け回りぐせは元からあったのか………)

『中也さん、どれから見ます?』

「まずは服だろ。お前サイズどれだ?」

『……M』

「嘘つけそんなねぇだろ」

『僕ダボついてたほうが好きなんです!動きやすいので!』




それに、もしかしたら急成長するかもしれないし!!!←

いつかその時は来る、備えなければならないのだ


服屋へ入ると、今度こそ僕好みのシンプルなパーカーがいっぱい置いてあった

サイズを見ながら黒いパーカーを数着かごに入れて彼の元へ行く

すると彼は驚いたような顔をして、こっちを見た




「テメェ……こんなにセンスなかったんだな」

『んだとテメェ文句あんのか???』

「いや…全部パーカーじゃねぇか。しかも模様とか無く一色の」

『それが僕好みです』

「……そうか。下とかも見てこいよ」




はーい、と返事をしてまたもや同じような半ズボンを持ってくる

彼の元へ持っていくと何故かストップがかかった




「いや、くそ足出るやつばっかりじゃねぇか!」

『?この方が動きやすいし、長ズボン好きじゃない……』

「せめて膝上じゃ駄目なのか?」

『うーん……あ、スパッツ履けば良いんじゃん。見てきまーす』

「そういう問題じゃねぇ………」



僕の肌が白いのはこのせいだろう

寒がりだからいつも指も出ない長袖だし、スパッツはいちゃうしで

まぁ仕方がないだろう

足を出すなと言ったのはあのチビだ。責任はあっちにある←


僕はスパッツ売り場に着き選んでいると、何やら話し声が聞こえてくる

別に買い物客だろうし気にも止めなくてよかったのだが

何故か耳に入ってきた




「見てよあの人!遠目だけど、イケメンじゃない!!?(小声)」

「本当ね!声かけちゃう?」



恐らく中也さんのことだろう

帽子コーナーで暇をつぶしている彼は確かに様になっていた

……そういえば、今日も帽子を被っているな

もしかしたら帽子が好きなのかもしれない。


これくらいでいいだろう、と選び終わった

中也さんの元へ帰ろうとするも、

さっきの女性たちが群がっていて近付けない

…いや、さっきよりも増えている

お子さんを放っておいている人もいるし、なんてことだ……

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リムル=テンペスト - ユウさん» 御返し有難う御座います 中也やっぱ格好良いなぁ (3月29日 21時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます!そうですよね、僕も言われてみたいです! (3月27日 21時) (レス) @page31 id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 良い子だで耳が燃え尽きたんだけど⁉︎ (3月27日 1時) (レス) @page16 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - いいなぁ僕もこの世界行きたい 中也推し (3月25日 15時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» コメントありがとうございます!ブイズ達は完全に作者の好みにしてますが、更新頑張ります! (11月3日 15時) (レス) id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2023年10月29日 23時

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