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#24 ページ25

洗面所から出て中也さんの元へ行くと、何故か顔を真っ赤にさせている

何があった!?




『中也さん、どうし……おーい?おいちび』

「聞こえてるわ!!!」

『じゃあ反応くらいしてくださいよ』




そう言っても、彼は後ろを向いていてこっちを見てはくれなかった

何だ、似合わなかったのか?

こんなシンプルなTシャツに似合うもクソもないと思うんだが

それともあれか、今更気づいたのか

自分の服を女の子が着る破壊力に←

久美が言っていた。

推しである彼はこういう時絶対に初心な反応を見せてくれる、と

当たっているよ←




『僕中学生ですよ。色気もないし妹に着せてるんだとでも思ってください』

「………確かにぺった((『ぶっ○すぞ』なんでもねぇ」




気にしてるわけじゃないが、何故かこいつに言われてると思ったら腹がたった

とにかく、早く準備を済ませてくれと言うと彼は部屋へ走っていった

戻ってきた彼の手元にはまたもや黒い何かが乗っていて

「これも着とけ」といって渡してきた。

それは上着のようで、これもまた生地が高級そうだ

何故かと聞いても顔を赤く染めるだけで答えてはくれない

……まぁ、寒かったし丁度良いか。



















連れてこられたのは、見ただけで分かるほど高級な店だった

ガラス越しに見える衣服はおしゃれなものばかりで、自分の好みではない。

ジトッとした目で彼を見つめると、訳が分からないというように見つめ返してきた

その純粋な目が大嫌いだよ←




『…僕普通の服が良いです』

「ここにあんのも普通の服じゃねぇか」

『これだから金持ちは…パーカーとかが良いって言ってんです』

「どうせスーツとかも必要になるだろうから良いじゃねぇか」

『スーツ…!?』




確かに本拠地にいた構成員は全員スーツを着ていた

まさか、あれが社会礼儀というやつなのかもしれない

しかしだ


僕は乗ってきた車の影に隠れて思い切り講義した




『僕スーツ着ない!動きにくそうですもん!!』

「我儘言うんじゃねぇよ!流石にそれくらいは我慢しろ!」

『だって僕構成員じゃなくて癒やし係ですもん!!きっちりとした格好なんてやです!』

「お前なぁ……」




仕方ない、と諦めてくれたのか

彼は車のカーナビをいじっていた

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リムル=テンペスト - ユウさん» 御返し有難う御座います 中也やっぱ格好良いなぁ (3月29日 21時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます!そうですよね、僕も言われてみたいです! (3月27日 21時) (レス) @page31 id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 良い子だで耳が燃え尽きたんだけど⁉︎ (3月27日 1時) (レス) @page16 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - いいなぁ僕もこの世界行きたい 中也推し (3月25日 15時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» コメントありがとうございます!ブイズ達は完全に作者の好みにしてますが、更新頑張ります! (11月3日 15時) (レス) id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2023年10月29日 23時

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