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#16 ページ17

半信半疑で念じてみると、手元には橙色の石があった

模様を見れば一瞬で理解した

成る程、朝に進化するポケモンだから太陽の石

上手く作られている。

おそらくブラッキーは月の石なのだろう

…ニンフィアは知らない




『…エーフィ』(凛々しくなった気分)

「…なんか頭良さそうなフォルムになってんな。次」

『次は…悪』

「なんかさっきから厨二病感すげぇぞ」

『ブラッキ』(…夜だったら綺麗だった)

「…まじで悪って感じだな。次」

『……?』

「おい、どうした?」

『あ、いや…これで全部っぽい』

「全部で8種類か…状況に合わせて変化すれば良い戦力なれるな」




いや、本当はもう一種類あるんだけど

なんかニンフィアやろうとして石に念じたら、変化がなかった

もしかしたら、これだけ特殊行動が必要なのかもしれない

確かニンフィアはなつき度を高くし、

フェアリータイプの技を覚えさせておけば進化するはず

…フェアリータイプの技を僕が持っていないということだろうか


考え込んでいる僕を放っておいて、チビはチビで何かを考えていた

彼なりに僕のことを考えてくれているのだろう

…何だか複雑な気分だ









____…あの時助けなければ、ここにいたのは久美だったのかな




もしかしたら、彼女の運命だったのかもしれなかった

あのバイクに轢かれて、命を落として

そして推しのいるこの世界へとトリップしてやつがれさんに喧嘩を売られて

…今までの出来事全てが、久美のものだったとしたら

僕は、そんな運命を横取りしてしまったのかもしれない。

今の状況、彼女なら泣いて喜ぶんだろう



__僕のことなんか忘れて。








「おいA?どうした?」

『…なんでもない。それで、なんか良いこと思いついた?』

「あぁ。これからテメェの体を鍛える」

『え、体術ってこと?』

「あたりめぇだろ!それに異能を使っても疲労はないようだしな、猛特訓だぜ」

『うえぇぇぇ……程々にお願いします』

「覚悟しとけよ?俺はまださっきのことを許しちゃあいねぇ」

『ハイ』




まずい

トリップする前の僕でさえ、運動神経はなかった

…これはまずいことになったなぁ……いや、まじでどうしよう



















”アイツ、〇〇の妹なんだって?”

”見たら分かるだろ。どうせ姉妹そろってキモいんだから”

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設定タグ:文豪ストレイドックス , 中原中也 , ポケモン   
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リムル=テンペスト - ユウさん» 御返し有難う御座います 中也やっぱ格好良いなぁ (3月29日 21時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます!そうですよね、僕も言われてみたいです! (3月27日 21時) (レス) @page31 id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 良い子だで耳が燃え尽きたんだけど⁉︎ (3月27日 1時) (レス) @page16 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - いいなぁ僕もこの世界行きたい 中也推し (3月25日 15時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» コメントありがとうございます!ブイズ達は完全に作者の好みにしてますが、更新頑張ります! (11月3日 15時) (レス) id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2023年10月29日 23時

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