#12 ページ13
「騒がしいのう…何をしておる？」
しばらく言い合いしていると、扉の方から女性の声がした
同じく赤毛の着物を着ている女性は面白そうにこっちを見ている
…ここ美男美女しかおらんのけ？
「姐さん…！ちっ、てめぇ覚えとけよ」
『何だよチビ。僕の記憶能力を舐めないでいただきたいよ』
「お主…見かけん顔じゃのう。新入りかえ？」
『橋本Aです。今さっき拾われました』
「あぁ！お主か、先程リンタロウが話していた小さき生き物は」
「…小さき生き物？確かにこいつは小さいですけど…」
『あ？』
「そうではないわ。
…わっちもちーとばかし興味があった。ここで異能を見せてはくれぬか？」
え、このチビの前でですか←
「お前も異能力者なのかよ…」
『文句でもあります？…お名前聞いてからでいいでしょうか』
「勿論じゃ。わっちは尾崎紅葉。そこの男と同じく幹部をしておる」
この人も幹部なのか。
確かに樋口ちゃんには感じなかった謎のオーラをチビと同様放っている
この人を敵に回していたらどうなっていたことか……
というか、今「お前も」って言った？
ってことは、この二人も異能ってやつを持っているのか
「その話はあとでするとしようぞ。さぁ、早く見せておくれ」
『……じゃあ、炎、水、電気の中でどれが好きですか？』
「何？…わっちは水かのう…透き通っていて綺麗じゃからな」
『分かりました』
さっき沢山拾っておいてよかった。
ポケットから石を一つ取り出すと、握りしめて念じる
すると、さっきの予想通りうまく水の石にすることができた。
それを一気に飲み込むと、目の前の二人は驚いたような表情をしていた
…まあ喉を通るとは思えないもんなこんな石……
水に包まれ、気がつくと視界が低い。
想像通りの展開だった
『シャワ！』(みんな大好きシャワーズに変身★)
「なっ！？」
「おぉ！凄いではないか！愛らしいのう…！」
『しゃ、しゃわぁ……』(な、撫でんのお上手ぅ……)
「ほれ、中也も触ってみたらどうじゃ。ちーと湿っぽいが触り心地が良いぞ」
「……っ、う、動くなよ………」
恐る恐る僕に素手で触れたチビは、何かに気がついたように頭を撫でた
…お前も撫でるの上手いんかい
「…気持ちいい」
「そうじゃろう？」
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紅葉さんむずい……(作者)
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リムル=テンペスト - ユウさん» 御返し有難う御座います 中也やっぱ格好良いなぁ (3月29日 21時) (
レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます！そうですよね、僕も言われてみたいです！ (3月27日 21時) (レス) @page31 id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 良い子だで耳が燃え尽きたんだけど⁉︎ (3月27日 1時) (レス) @page16 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - いいなぁ僕もこの世界行きたい 中也推し (3月25日 15時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» コメントありがとうございます！ブイズ達は完全に作者の好みにしてますが、更新頑張ります！ (11月3日 15時) (レス) id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2023年10月29日 23時
