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小|中|大|「おやめなさい、人間の国の姫よ」
眩い光と共に現れたのは、王女 が演じていた〈霊魂の女神( 〉その人だった。
「何故、お前がここにいるの!!?」
光と共に現れた女神を見てアンジェリカ王女は酷く取り乱す。そんな王女の取り乱しように大罪人たちは驚く。
「王家の血を引かぬ王女。確かに前代未聞の珍事だけれど、お前たちが王位簒奪を目論む大逆の罪を犯していることに変わりないわ。リオネス王が認めた瞬間から、エリザベス姫はリオネス王国の王女なのよ」
厳しい表情で王子( と王女( にそう告げる女神に畏怖された大罪人たちは顔を真っ青にしてただ立ち竦んでいた。
「あなたたちに少し力を与えましょう」
穏やかな微笑みを浮かべる女神は、苦戦を強いられていた〈七つの大罪〉に力を与える。
「菫、覚悟は決まったかしら?」
全てを慈しむような慈愛に満ちた微笑みを浮かべ、女神は愛し子候補に問う。
「九条菫。女神に認められた、唯一無二の人間…か」
深夜。ローザリアの町にある教会の上で少女は呟く。その瞳は、まだ見ぬ未来を憂うような色をしていた。執筆状態:続編あり(完結)
眩い光と共に現れたのは、
「何故、お前がここにいるの!!?」
光と共に現れた女神を見てアンジェリカ王女は酷く取り乱す。そんな王女の取り乱しように大罪人たちは驚く。
「王家の血を引かぬ王女。確かに前代未聞の珍事だけれど、お前たちが王位簒奪を目論む大逆の罪を犯していることに変わりないわ。リオネス王が認めた瞬間から、エリザベス姫はリオネス王国の王女なのよ」
厳しい表情で
「あなたたちに少し力を与えましょう」
穏やかな微笑みを浮かべる女神は、苦戦を強いられていた〈七つの大罪〉に力を与える。
「菫、覚悟は決まったかしら?」
全てを慈しむような慈愛に満ちた微笑みを浮かべ、女神は愛し子候補に問う。
「九条菫。女神に認められた、唯一無二の人間…か」
深夜。ローザリアの町にある教会の上で少女は呟く。その瞳は、まだ見ぬ未来を憂うような色をしていた。執筆状態:続編あり(完結)
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作者名:アストライアー | 作成日時:2023年4月11日 19時