検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:1,373 hit

シリーズ最初から読む | 作品のシリーズ [完結]

「おやめなさい、人間の国の姫よ」

 眩い光と共に現れたのは、王女(アンジェリカ)が演じていた〈霊魂の女神(ラ・ヴィータ)〉その人だった。



「何故、お前がここにいるの!!?」

 光と共に現れた女神を見てアンジェリカ王女は酷く取り乱す。そんな王女の取り乱しように大罪人たちは驚く。



「王家の血を引かぬ王女。確かに前代未聞の珍事だけれど、お前たちが王位簒奪を目論む大逆の罪を犯していることに変わりないわ。リオネス王が認めた瞬間から、エリザベス姫はリオネス王国の王女なのよ」

 厳しい表情で王子(エドワード)王女(アンジェリカ)にそう告げる女神に畏怖された大罪人たちは顔を真っ青にしてただ立ち竦んでいた。



「あなたたちに少し力を与えましょう」

 穏やかな微笑みを浮かべる女神は、苦戦を強いられていた〈七つの大罪〉に力を与える。



「菫、覚悟は決まったかしら?」

 全てを慈しむような慈愛に満ちた微笑みを浮かべ、女神は愛し子候補に問う。







「九条菫。女神に認められた、唯一無二の人間…か」

 深夜。ローザリアの町にある教会の上で少女は呟く。その瞳は、まだ見ぬ未来を憂うような色をしていた。執筆状態:続編あり(完結)

シリーズの最初から読む





















































おもしろ度の評価
  • Currently 0.00/10

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アストライアー | 作成日時:2023年4月11日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。