14話 ページ16
Aside
今、私の前には特級呪霊という物が鎮座しております。
では。聞いてください。魂の叫び。
A「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!無理ー!!!!!!!!」
特級様「逃げるな…小娘…」
A「喋ったぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
無理無理無理無理!!!!!!
これ一級の任務でしょ!?!?
しかも情報では二級の呪霊が沢山いるって書いてあった…
なんで居るの!!!!!!!
最速で先輩のとこまで逃げよう。そしたら命だけは助かるかもしれない。
最大出力で走り出すとどうやら後ろにいる特級呪霊はそれに気づいていない様子でキョロキョロしている
A「(いた!!!!先輩!!!!なんでベンチで寝てんねん!!!あの人!!!!)先輩!!!起きてください!!!」
おおおおお…寝ている先輩のご尊顔も美しい…
まてまてまてまて、落ち着け…それどころじゃ…
特級様「小娘…どうやってここまで移動した?」
A「ヒィッ」
特級様「まぁいい。」
ビュンッと空気を切るような音が聞こえて反射的に目を瞑る
死んだな。と思ったが、痛くも痒くもない。
その代わり腕を先輩に掴まれていた。
呪霊の方を見ると鞭のような何かが目の前で止まっていた
悟「…おはよ。」
A「お、はようございます。」
悟「でー?なに、どういう状況?」
A「なんか、特級呪霊が目の前に現れたので…ここまで全力で逃げてきました。」
悟「そっか〜、その、なんだ。…よく出来ました」
そう言って頭を撫でられた。
ちょっと恥ずかしくなって下を向く。
ずるいよ。この顔でそんなことされたら人類みな惚れるて。
男でも惚れるんじゃない?
悟「一級任務だったと思うんだけどなぁ」
A「そうですよね…」
悟「帰ったら報告だな」
A「ですn特級様「おい!!!!我のことを忘れるな!!!!」
悟「あぁ、ごめんごめん。てか、お前喋れるの?珍しーね〜」
特級様「そんな事はどうで悟「術式順転:蒼」
先輩がそう唱え青い呪力の塊が呪霊にぶつかると、呪霊やその場の地面が吸い込まれていき、粉々に散っていった
悟「はい、終わりこいつ以外になんか居た?」
A「…いや、見てないです…」
初めて先輩と行った任務。
初めて見た先輩の攻撃。
最初に思ったのは、規格外だと言うこと。
絶対攻撃が当たらない防御にこの威力の攻撃…
改めて格の違いを思い知らされた。
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狐の鈴 - コメント失礼します 作品も面白いしキャラのイメージ崩さずにかけるのめっちゃそんけいします!!これからも更新頑張って下さい! (11月25日 0時) (レス) @page28 id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
青りんご(プロフ) - ああさん» コメントありがとうございます!面白いって言っていただけると凄く励みになります!!出来れば一日1本目標にしているので、楽しみにしていただけると嬉しいです! (10月27日 21時) (レス) id: 47e8328716 (このIDを非表示/違反報告)
青りんご(プロフ) - えまさん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張っていくので、夢主ちゃんの成長見守ってあげてください! (10月27日 21時) (レス) id: 47e8328716 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - コメント失礼します この作品とっても面白いですね! 時間のあるときに無理せず体調に気をつけて更新頑張ってください! 応援してます! (10月26日 22時) (レス) @page25 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
えま - 初コメです!人に攻撃できなくなってるって…前みたいなこと起こさないように夢主ちゃんが無意識にやってるのかなぁ…無理せず頑張って下さい!🤲🏻⸒⸒ (10月24日 23時) (レス) @page25 id: 722d66d651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガラス | 作成日時:2023年10月9日 8時