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咲也side
咲也「行ってきます！」
貴方「行って来まーす！」
いづみ「行ってらっしゃい！」
俺たち花咲学園組は4人揃って登校中です！
貴方「昨日テレビでね、大っきな象が出てたんだ！象って鼻と上唇がくっついてるんだって！」
咲也「へぇ！そうなんだね！」
万里「………」
真澄「………」
………ええと。
最近、と言うかAちゃんと太一くんが付き合いだしてから二人はずっとこと調子。
二人ともAちゃん大好きだったからね…
貴方「あ！私、現文の教科書忘れた！真澄君、机くっつけていい？」
真澄「！…別に…」
貴方「ありがと！…あ！万里君、今日英語当たりそうなんだよね。ここの訳って何？」
万里「あ？…あーと、ここは…」
貴方「ありがとう、助かりました！」
Aちゃんは気づいているのか、無意識なのか、二人に変わらず話しかけている
貴方「そうだ！今日の夜ご飯は咲也君の好きなナポリタンだよ！」
咲也「本当？楽しみだな！」
そんな話をしているとすぐ学校に着いた
貴方「万里君と咲也君またね〜！」
咲也「うん！また！」
教室にて
貴方「真澄君、最近元気ない？」
真澄「別に…」
貴方「そう？相談ならいつでも乗るから言ってね？こう見えても口は堅い方だから！」
真澄「……じゃあ、」
お？
真澄君が私に相談…！
本当にしてくれるとは…嬉しい！
真澄「好きな人に彼氏ができたらどうしたらいい？」
貴方「…マジか」
い、いづみさんいつの間に彼氏が！？
し、知らなかった…
ちょっとショック……
貴方「うーん…恋路の邪魔はしたらダメだけど、どうしてもその人のこと好きなら諦めなくても良いんじゃないかな？」
真澄「…！諦めなくて…いい？」
貴方「うん！」
私も、もし太一君が他の人と付き合ったら、絶対諦めたくないもん！
真澄「…わかった…」
貴方「へへ！ちょっとは役に立てたかな？」
真澄「…好き」
貴方「ありがと！私もMANKAIカンパニーの皆んなか大好きだよ！」
真澄「……皆んな」
貴方「？なんか言った？」
真澄 (決めた…Aのこと、絶対諦めない…)
何だか真澄君元気になったみたい！
良かったぁ！
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作者名：カリン | 作成日時：2017年9月7日 21時
