【歌い手】毒舌さんの学園生活2

＊毒舌44 ページ1

そしてとうとう文化祭当日______…。

うちの学校は朝からうるさいほど賑わっていた。

まぁあの四人と一緒にいたせいで周りがうるさいのには慣れたけど。

ちなみに今日は一人で登校だ。

自分のマイクや他の部員の楽器を体育館に運ぶため、学校に着くと真っ先に部室へ行った。

まふ「あ、A！こっちきて！」

扉を開けると軽音四人が一つの輪になって集まっていた。

呼ばれたので近づいて見ると、輪の中心には綺麗なミサンガがあった。

まふ「これ、うらたさんが作ったんだよ！？

それぞれのメンバーカラーに合わせて」

確かにみんなの腕にはメンバーカラーとなる青、白、緑、赤色のミサンガが着けてある

『浦田先輩器用ですね…』

うら「そんなことねぇよ…。ほら、これAの分」

少し照れながら浦田先輩が私の前にミサンガを出す。

『黒、綺麗…』

先輩から黒いミサンガを受け取る。
綺麗なラメが入っていて、夜空のようだ。

うら「Aのカラーは俺のイメージでやったんだ。

何にも染まることのないAにはぴったりだろ」

そう言われて嬉しくなる。

『うん。凄い好きですこーゆーの。

ありがとうございます。』

浦田先輩はん、と返す。

坂田「いやぁ、でも本間にうらたさん器用やな。

俺やったらこんなん無理！」

そら「あ〜。坂田こういうの苦手そ…」

まふ「絵はうまいけどねw」

うら「ははっ。

ミサンガ気に入ってもらってよかった。
今日は頑張ろう！」


「「はい！/任せろ。」」

本番まで後数時間。

頑張ろう。

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