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HC「誰だ お前!!」
春「ぶしつけで すみません
Aの親友 春です」

HC-side
酔った頭を冷やしながらトレイに向かうと
スゲー勢いで ぶつかって来た
しかも Aの親友だと
Aもいるのか?

HC「Aはどこ?」
春「今は無理ですよ
あそこで顔洗ったり目を冷やしてます」

HC「何があったんだ」
春「ここでは言えないですよ
Aがいるんです」

HC「個室?そこでなら話せる?
メンバーもいるけど どうする?」
春「メンバーって誰がいるんですか?」
HC「イトゥクとマネジャーだな」
春「ヒチョルさんだけでいいです
私達の個室で話せますか?
Aはマスターに預けるんで
長くは話せないですけど良いですか?」

俺は頷くしかなかった
春とか言う女は トイレに消えた
慌てて 陰に隠れた

春-side
イトゥクがいるんだ
殴ってやりたい
何が 少女達の大統領だ
あぁ A
明日は会社休んだ方が良いよ

春「A マスターが来るようにって
冷やしてくれるよ」
A「大丈夫だし」
春「目がパンダだよ^^;
ほら 行こう^^;」

HC-side
トイレの陰から見た
Aは 俺の知ってる時より
あきらかに痩せていた
ずいぶん泣いたのだろう
肩で呼吸をしていた

春-side
マスターに事情を話して
30分預かってもらった
30分で間に合うのだろうか
ヒチョルさんに相談すれば何とかなる
突然の出会いだったけど
Aを助けたくて
すがる重いだった
Aの痛々しい姿より
笑っていて欲しかった

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作者名:ゆとりら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/yutorira/  
作成日時:2014年5月24日 16時

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