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イルミネーションを見て
優斗からネックレスのプレゼントを貰って
クリスマスは家でゆっくり愛し合って ……
気がつけばクリスマスシーズンも終わり
3 . 2 . 1 のカウントダウンで優斗がジャンプして
年を越してからもう数週間が経った 。
お正月モードから仕事モードに切り替えて
私も優斗も忙しく過ごしながらも 、
休日は一緒に住む部屋を見に行ったりして
優斗「 これで全部？」
『 うん 、終わり 』
優斗「 疲れてない？」
『 大丈夫だよ 。正月太りしたし良い運動になった 』
ついに今日 、新居へと引っ越した 。
会社まで3駅くらいで家から駅まで遠くなくて
南向きのベランダでキッチンは対面がいい 。
私のワガママを優斗に言うと彼は全てを叶えてくれて
逆に彼が会社から遠くなり駅から近く南向きの物件
ということもあり家賃も少し高めなのに
優斗「 Aがいいって言うなら此処に決めよう 」
そう言ってこの部屋を借りることになったんだ 。
『 もう荷物も全部入れててあれだけど … 』
優斗「 ん？」
『 本当に此処で良かったの … ？』
優斗「 いいよ 、Aと一緒に住めるだけで充分 」
腰を下ろして近くにあったダンボールを
ベリベリって開けていく優斗 。
『 それならいいんだけど … 』
私も近くにあったダンボールを開ける 。
『 … あれ？』
優斗「 どうした？」
ダンボールを開いて箱の中身を覗くと
見覚えの無いファイルがぎっしり 。
『 ごめん 、間違って優斗の荷物開けたみたい 』
優斗「 あー … それ 、中見た？」
箱を渡すと優斗も箱の中身を見ては
表情をしかめて聞いてきた 。
『 いや 、見てないけど 』
優斗「 … そ？じゃあいいや 」
『 見たらマズいものでも入ってるの？』
優斗「 別に入って無いけど 」
ちょっとした駆け引きだった 、
こういう時って少しは焦ったりするものなのかと 。
優斗「 こんなもの 、Aは見る必要も無いよ 」
だけど焦った様子も無く 、
渡したダンボールを持って奥の部屋へと行く優斗 。
残された私は呆然と彼の背中を見つめるだけ …
いつもこう 、私の事は必要以上に知ろうとするけど
自分の事は何ひとつ 。
背中を見つめるのは私ばかり
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えとら(プロフ) - 最後まで読んで「タイトルにもそんな意味が！」と思わず拍手しました（笑）メールの返信タイトルぽかったから深い！初恋に執着していたゆうぴの粘り勝ち...面白かったです！ (2019年2月16日 12時) (
レス) id: 885f62da6a (このIDを非表示/違反報告)
高 橋 り な(プロフ) - 今まで見てきた中で一番面白かったです!! (2019年2月15日 20時) (レス) id: 0c9dbd34fa (このIDを非表示/違反報告)
あー - なんとなくわかっちゃったんですが、スリル満点で、すごく面白いです笑更新頑張ってください！ (2019年1月12日 2時) (レス) id: 5bbf37ae17 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 初めてコメントします！続きが気になって何回も読み返してます(笑)また更新されるのを楽しみに待っています！ (2019年1月5日 2時) (レス) id: 6e06a15030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん
| 作成日時：2018年10月2日 8時
