【文スト】指名手配犯から追われてるっ！？

逃走２ ページ5

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今日も今日とて銃声の音が聞こえる中、異能を遣い参戦






が、直ぐに銃声は止んだ









何故なら･･･敵が夢の世界へ旅だったからだ









睡眠ガス＆落とし穴を使ったからね？









「いやぁ〜、今日も助かったよ嬢ちゃん！」





と云って朗らかに笑うおじさん








「いえいえ〜これも仕事ですから！」









「夜光堂のおかげでヨコハマの血腥ささも減ったなぁ〜」









「そうですか？」







「おう！死体も減ったしな」






そう･･･私が抗争に参加する様になってから、死人はほぼ出なくなった







異能を遣えば、殺さずとも終結させることが出来るから








ん？あれ？これって･･･人助け？








まぁ、どーでもいいや！←







「時に嬢ちゃん･･･」







と片付け？をしながらおじさんが喋りかけてきた







「ん？何？」








「身の回りには気を付けろよ」









「ん？なんで？」









「嬢ちゃんの異能は此方の世界じゃ便利だからだ









嬢ちゃんを利用する奴が居ても可笑しくねぇ







それに･･･ポートマフィアが嬢ちゃんを狙ってる、つー噂も聞く









ポートマフィアは目的の為には手段を問わない･･･









まぁ、俺達もそこは同じなんだがよ･･･







兎に角気を付けろ」






おじさんの真剣さに圧倒され乍らも答える









「あ、有難う！気を付けるよ！」









私よりもこの世界で生きてきた人の忠告は聞いていた方が良い･･･








それはこの世界に身を置いてからひしひしと感じていたことだった









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真逆･･･おじさんの忠告が現実の物になるなんて･･･









この時の私は思いも寄らなかった──────

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