クリスマスイブ�� ページ24
だからこそ心配だった
追い詰められた柚葉がとんでもない手段に走りそうで
それにクリスマスを翌日に控え
武道と千冬の作戦決行が目前になったタイミングで
Aと三ツ谷の関係が露呈した
タイミングが良すぎる...
稀咲鉄太が接触でもしたか...
たけみっちと千冬に連絡を...と
携帯を取り出したところで思いとどまる
伝えてなんとかなるの？
あの2人は嘘がつけない
きっとボロをだすに決まってる
裏をかくなら...
柚葉と稀咲が接触したかもしれない可能性に
気づいている人がいると気づかれたくない
そんな事を考え込んでいると
気づけば三ツ谷の家の扉の前
いつもならチャイムを鳴らすところ
一瞬だけ躊躇してしまった
ついいつもみたいに来てしまったが
世はクリスマスイブ
大体の家庭が家族て過ごす日に
いくら彼女とはいえ約束もなく訪ねてしまうなんて
帰ろうと踵を返したところで
三ツ谷の家の玄関が開いた
隆「おう、遅かったな。入れよ」
A「え...？でも」
戸惑った声を上げるAの耳に
部屋の中からルナ、マナの声が聞こえる
『Aちゃん来たのー！どうしたのー？まだー？』
隆「今来たから、もうちょっと待ってろー！」
部屋の中のルナ、マナに返事をしてから
三ツ谷はAの手を取った
隆「お前、明日は来れないんだろ？ルナとマナが今日Aと過ごせないと暴動起こすって言ってんだよ。な、俺を助けると思って、上がっていけよ」
A「それは.....。怖いね」
遠慮しつつも三ツ谷の家に上がれば
待ってましたと言わんばかりに
ルナとマナが突進してきて
バランスを崩したAの体を三ツ谷が支える
ルナ「Aちゃん、いらっしゃい。今日はパーティーするの！Aちゃんはルナの隣ね」
マナ「今日はサンタさんが来るんだよ！マナ欲しいものがあるの！」
A「2人とも相変わらず元気ね」
2人の勢いに圧倒されながら
手を引かれるままついて行こうとすると
支えるように腰に回されていた三ツ谷の手に
少し力が入り引き寄せられる
A「.....えっと」
隆「.....。少しは俺のことも構ってくれねーと、俺も拗ねるからな」
戸惑うAに拗ねたような表情を見せたのは一瞬...
その後直ぐに三ツ谷はスルッと手を離すと
料理の準備に取り掛かった
放心したAはルナとマナに引っ張られ
居間で必死に喋るルナとマナに空返事を繰り返す
その時になってやっと放心していたAの脳に
さっきの出来事が到達する
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くらら(プロフ) - 金成さん、りんごさん。お知らせありがとうございます。外したつもりになっていたようです。対応致しました。 (2023年2月28日 23時) (
レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 他の方も言ってますが､オリ‘フラ立ってますよ！ルール違反になるので､外したほうがいいですよ！ (2023年2月28日 17時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月26日 21時) (レス) id: dca7301a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2023年2月25日 3時
