検索窓
今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:37,168 hit

とりっぷ.32 ページ32

次の日






「オイ、水月いるかー?」


「えっ…虹村さん?なんで一年の教室に…」




キャーキャー甲高い声が聞こえたかと思えば、虹村さんが私を呼んでいた


どうしてさつきじゃなくて私なのか…と聞いてみると…



「お前、黒子と仲いーんだろ」



とのこと。
どこからの情報なんだか…。



「黒子と仲良いからってのは分かりますが、それがどうかしたんですか?」


「赤司から聞いたんだけどよォ、そいつ三軍なんだろ?」



あ、赤司からの情報か…

あの人いろいろ仕事して大変だよなー。



「はい…そうですけど…」


「そいつ、強いのか?」



「………私は黒子に勝てますよ」

「ドヤってんじゃねーよ。つかお前バスケできんのな」





ハァ…と、ため息をする仕草に笑ってしまうがこういうコミュニケーションもいいと思う


そーいえば…そろそろ皆に私が本当は中2だってこと言わなきゃいけないかな…



でも…まぁ、ヘラヘラ秘密とか過去とか喋るもんじゃないよね。



虹村さんは…なにか秘密とか過去とかあるのかな……



主将としての悩みとか、苦しみとか……





「虹村さん、」


「んあ?」




「……お昼、一緒に食べませんか?」







つい口から出た言葉は予想外の一言で

言った自分もビックリしてしまう



うわぁー!!
ヤバイ、虹村さんめっちゃビックリしてるし!



「あっ、えっと…その……」



「フッ……俺、炒飯」


「えっ?」


「今日は特に都合ねぇから付き合ってやるぜ。もちろん奢りな?」



ガシガシと頭をかいて笑う虹村さんに私もついつい笑顔になる


けど……



「ちょっ!センパイ奢ってくださいよ!」

「じゃ、次は奢ってやろーじゃねぇか」


「やった!…でも今日は奢れってことですよね!」



さりげなく次の約束までしてくれたのは虹村さんの優しさだと思う。

とりっぷ.33→←とりっぷ.31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆーちゃん*受験生(プロフ) - ミルクさん» すみません。確かに腰のしたすぐで切れているのは言い過ぎました……。誤字です。テレビは見てないです。原作派なので……。コメントありがとうございました。 (2015年10月24日 12時) (レス) id: f8d554d7b1 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - スカート、そこまで短くありませんよ。テレビ見ました? (2015年10月24日 11時) (レス) id: 27fde00bb1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん(プロフ) - テツヤ大好きさん» コメントありがとうございます!!もう少しで一軍になりますよー!更新頑張りますね!(*^^*)ゞ (2015年3月30日 19時) (レス) id: f8d554d7b1 (このIDを非表示/違反報告)
テツヤ大好き - テツヤがまだ3軍の時の話なんですね!!続きが待ち遠しいです!!更新待ってます!!頑張ってください! (2015年3月30日 18時) (レス) id: 901d6fa468 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん(プロフ) - mの二乗さん» コメントありがとうございます!!全く気付いていませんでした!ご指示ありがとうございます!!教えてくださり助かりました(^_^;) (2015年3月30日 11時) (レス) id: f8d554d7b1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーちゃん | 作成日時:2015年3月28日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。