【黒バス】"キセキ"みたいな毎日で。

とりっぷ.12 ページ12

.

.


「あ、いたいた！あの子だよ！」

「あーし達のやりとり見ててねぇ！」

「うん、わかった」



そう言い、桃井さつきちゃんの机の周りに立った
桃井さつきちゃんは髪がキレイな桃色で…とっても可愛い子だった


「さつき、これ新しいペンなんだけど〜緑色かわいーよね！」

「あーしも緑色かわいぃと思うの、さつきもそう思うよねぇ？」


「えっ…？私は…赤色の方が可愛いとおもうけど…」

「えぇー！？うそぉ、だっさぁい！趣味おかしいよぉ？」

「ウチも赤色はないと思うわー…」


あーはいはい…、よくある女子の自分の意見しか許さないアレね。

そしてダサいとか平気で悪口言うアレだな…。
都会でもそんなことあるんだねー…意外。


「あは…そうだよねー」


桃井さつきちゃん苦笑い…。
意見を合わせてないとグループから外されるアレだな…。


「そう？私は赤色の方がいいと思うけど？」

「えっ？水月さん…？」

「えーー！？ありえなぁい！！」

「ダサいのが好きとか…うぇぇー」



うっわぁぁ！！
腹立つ！私より一つ歳下のくせに！！


「……人の意見聞かない奴、嫌いなんだよねーそれよりダサいとかアンタらに言われる筋合いないし、あり得ないのはお前らの頭だよね、小文字ばっか使ってさ、エラソーに…いい加減にしたら？」



あ…ヤバい…。
言い過ぎたかも…。

とりっぷ.13→←とりっぷ.11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す