[俺スカ] 叶わぬ恋でも夢みていいですか？

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結衣のケガから何日か立ち
チア部も部活禁止になったらしい。

けどももの話では部活こっそりしてるみたいだけどね…

チア部は原田先生もう好きになってる人が多いみたい！

でもさ、やっぱり結衣つらそうなんだよ。わかる。私もケガで部活できなくて辛かったから。

でも心配そうに見る東条の眼差しが羨ましくてなんだか複雑な気分。

今はお昼休憩だからガヤガヤ騒がしい教室。

『ゆーい！今日2人でお弁当たべよ？』

堀江「え？！ずるい！私も！」

『ももー！今日は2人で食べたいの！ごめんね？』

堀江「冗談だって！いっといで！」

ももはきっと察してくれたんだと思う。

川崎「じゃあ行こっか！」

『うん！』

屋上で食べたいとこだけど原田先生がいるからひとけのない中庭でたべる。

『勘違いだったらごめんなんだけど、結衣さ、今すごく辛そうに見える。私だって大好きなバスケけがでやめたからだいたい結衣の気持ち分かると思うの。だから少しでも力になりたくて…』

川崎「やっぱりAは気づいてたんだ。なのに今までAが辛かったのに気づかなかったなんて私友達失格だなー。」

『そんなことないよ！だって中学のときのことだし！私は結衣が友達でよかったよ？だから話きかせて！辛いこと私にはきだして！』

川崎「A〜(泣)！！！ありがとね！えっと、私がケガしてから皆は学校で練習出来なくなって今はゲイバーで練習してるんだけどね、」

『えええ？！原田先生ヤバすぎ！』

川崎「ふふっ笑だよね！それでね、皆はどんどん上達していくのに私は何の練習もしちゃダメなの。本当は練習したいのに！」

本当に悔しそうに真剣な顔で話す結衣

『結衣…。』

川崎「本当はダメなんだけどね、夜、こっそり家の前で練習してるんだ。」

『その事、皆には言ってないんだ？』

川崎「言ったらきっと止められるから。あ、でも東条は知ってる。」

『そっか。ならさ、今日の自主練つきあってもいい？』

川崎「いいの？！でもそしたらA、帰りおそくなっちゃうよ。」

『全然！むしろ近所だから気にしたないで！』

結衣と約束して、その日の夜一緒に踊った。てかチア部すごすぎでしょ！すごい踊りむずい！！！

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