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遅いなぁ…、



連絡も来ないし…、、





…どこか近くのカフェに行こうかな?






カフェの場所を検索しながら振り向くと

会社のエントランスに男の人が見えて…、、





…人が出てきたっていうことは、
みっくんももうすぐかな?

なんて思って、もう少し待つことにした。








だけど、

なかなか連絡も来ないし出てこない、、





…やっぱりカフェに行こう。







そう思って傘を開いた瞬間、

会社から出てくる人影が見えた




っ!




みっくんだ♪




『みっ………くん…?』



後ろから出てきた女の子が

みっくんの腕に自分の腕を絡ませた…、、





なん…で…?






2人は笑顔で会話をして

女の子が持っていた傘に2人で入ると、、



私には気付かずにこちらへ歩いてきた







その人…誰…?






腕は解かないの…?







動かなきゃ



声かけなきゃ









でもっ……、怖い…、、









結局、私は逃げることを選んだ。







震える脚を必死に動かして

来た道を走って戻り、駅に向かった






もちろん、




みっくんの家ではなく、私の家に帰る為に。









【ピロンっ♪】


電車の中で届いたLINE、


》ごめん、終わった!これから帰る









…嘘つき…、、

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作者名:みっちゅどん | 作成日時:2017年10月19日 0時

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