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宏光side









お互い酒も進んで話も盛り上がって、


俺に対する警戒心が和らいできたのかなー

なんて思えて、ちょっと…いや、かなり嬉しい








しかも、少し酔ってきてるのか、

顔が少し赤くなって目が潤んでる…、、








そんな顔で微笑むから…




宏「あのさ、、っ、……やっぱいいや、笑」



『え?笑
言いかけてやめられると気になるよ、笑」



宏「ごめん、でも忘れて?笑」





今、、

危うく“好きだよ”って言いそうになった










やっぱ酔った勢いってのは無しだろ?






『えー、気になるっ!笑』



宏「気にすんなって、笑」





こんな言い合いだって、楽しくて仕方ない。











.









.






『楽しかった、ありがとう』



宏「送ってくよ」



『まだ電車あるし、大丈夫だよ?』



宏「俺が大丈夫じゃないから。
女の子1人で帰せないっしょ」



『っ、…じゃあ…お願いしようかな、、』







駅までの道を2人並んでゆっくり歩く





なんて言おうかな、なんて考えながら…。









考えてるけど、、









あー無理。







かっこいいセリフなんて言えねぇし、


ここはやっぱストレート勝負でしょ。








宏「俺、Aちゃんのこと好きだよ」



『えっ…?』



宏「俺と付き合ってほしい」








……






立ち止まったまま、




完全にフリーズしてる…、、





宏「Aちゃん…?」



『っ、私…、』



これ、俺振られる感じ?





宏「返事、今じゃなくていいから」



『えっ…』



宏「俺の気持ち、分かっててほしくてさ?
…また誘ってもいい?」



『うん…、』








俺、絶対に落とすから。

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作者名:みっちゅどん | 作成日時:2017年10月19日 0時

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