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長男の憂鬱。 ページ33
先生｢さとしくん笑
じゅんくんそんなにぎゅーぎゅーしなくても笑｣
さ｢やっ｣
むぎゅっ
〜じゅん〜
ごらんのとおり。
なんかふきげんなりーだーがおれにだきついてはなれない…
〜さとし〜
とーちゃんのひだって。
きらい…
とーちゃんほしいっておもったこともないし！
かーちゃんがいればいいもん…
ばしっ
さ｢っ！｣
か｢じゅーたいたいっ！
めー！｣
さ｢やぁっ｣
〜かず〜
やぁっ
じゃないでしょ。
じゅんくんそろそろげんかいですよ。
先生｢A先生っ！｣
ぎゃーぎゃーと聞こえて来る声。
部屋をのぞくと…
なんと！
我が家の長男がいやいやと。
滅多に言わないわがまま炸裂！
｢さとしくん！
どうしたの？｣
末っ子を抱き抱えてる。
さ｢っ！かーちゃんっ｣
涙目うるうるなさとしくんがぎゅー。
どうしたの？
って他の4人を見ると。
分かんないと首を振る。
うーん。
どうしたんだろ？
教室にも入りたくないって言うから…
先生に許可もらってうちのクラスに。
｢皆〜！
お客さんだよ〜笑｣
『あー！
さとしくんだー！』
とんっと降ろすとお兄ちゃん、お姉ちゃんにあっという間に囲まれて遊び出した。
さっきまでのぐずぐずは何処へやら…
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作者名：詩音
| 作成日時：2015年2月11日 0時
