崩 ページ8
[ピンポーン]
『はーい!』
虎杖
「ただいま!A!」
『おかえりゆう!それに五条さんもおはようございます』
五条
「おはよ!A」
『あの、五条さん、お母さんとお父さんの手紙が出てきて、あと、呪具って言うのももらいました』
五条
「今それどこにある?」
『奥の私の部屋です。案内します』
五条
「うん」
『あの、なつゆって書いてなんて読むんですか?』
五条
「どうして急にそう思うの?」
『私の知り合いなんですけど、両親の手紙にも書いてあって、呪術師になれたのかなーって』
五条
「げとう。そう読むよ」
『下の名前傑って読みますよね?』
五条
「うん。あってる。たった1人の俺の親友だった」
『…傑にぃ死んじゃったんですか…?』
五条
「彼は傑は呪詛師っていうのになってしまったんだ。
だから僕が去年…殺.した」
『傑にぃは最後なんか言ってましたか?』
五条
「君の幸せを願っていたよ。」
『そうですか
そういえばですけど傑にぃと五条さんって同期なんですか?』
五条
「そうだよ!あともう1人いるんだけど、今は保健室的なとこで働いてる!
昨日治療した力あれの使い方教わるといいよ!」
『傑にぃは五条さんから見てどんな人でしたか?』
五条
「良い奴だったよ。君の事結構聞かされた」
『覚えててくれてたんだ…』
五条
「A、僕を恨んだりしてないの?」
『呪詛師ってのは分からないですけど、五条さんが殺さなきゃいけない程の事態だったんですよね?
貴方の手で殺してくれて傑にぃも本望だったんじゃないでしょうか?
貴方がそんな顔をする必要はないと思います。』
辛そうな顔をしていたら傑にぃも悲しんじゃいますよ?とつけ足す
五条
「…優しいねA」
『優しくなんかないですよ
もし、ゆうがあの中のやつに乗っ取られて誰かを殺.したりするくらいだったら私の手で楽にしてあげたいんです。
だから、傑にぃもあなたの手で楽になったので幸せだっただろうなーって』
五条
「変わった考え方だけどちょっと納得する」
『それに、呪術師には悔いのない死なんてないんでしょう?』
五条
「誰から聞いたのそれ?」
『傑にぃ』
五条
「よく覚えてるねそれ」
『まあ…好きでしたし…子供の頃…』
五条
「マジカ…今は?」
『おにぎりさん一択ですよ』
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みー - すごい面白いです!あと、五条先生の一人称は僕ですよ。「俺」は高専時代です (2021年4月29日 16時) (レス) id: 652744ebae (このIDを非表示/違反報告)
381 - 更新頑張ってください!続き楽しみに待ってます! (2021年1月3日 9時) (レス) id: 664ca7d814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリ&ある | 作成日時:2020年11月30日 6時