ﾘｸ「お前だけには」雀vs林檎 ページ22
今日もいい感じな風だ。船もよく進む。
そう思いながら船から身を乗り出す。
と、
「おーいおい、危ないじゃないか…！」
慌てたような声と共に私の腕ががっと掴まれる
『ジャック！びっくりしたァ…』
「びっくりしたのはオレ！お分かり？
まったくお前になにかあったらどうするんだ…」
『そう簡単に落ちないわよ。
それより、もう乗り出してないんだから手離してくれない？』
「いーや、A、お前はすぐどっかに行っちまうからこうして俺がずっと離さないでいた方がいい！」
『いや、離してもらわないとみんなのご飯作れないからダメでしょ。』
「駄目だ、メシなんて食わなくたって生きていけるだろ？」
『無理ですね絶対。』
「とにかく！俺の言うことは絶対だ！船長の命令だぞ、A、お分かり？」
船長の命令と言われて反論ができなくなる。
ジャックは特に最近、こういう謎な行動が多い
近くにいろ、だとか目の前だけで仕事しろとか
本当に謎。
嫌ではないんだけど…まぁやめて欲しい。
まぁジャックだけではないんだけど…
「ジャ〜ック、Aが嫌がってるじゃないか。」
そう、丁度思い浮かべてた人物の声が聞こえる
「げｯｯ…ヘクター！！」
「それに誰が船長だって？えぇ？」
始まった。
「この船の船長は俺だ。お前は船長では無い」
「違、この船の船長はオレ！！俺しかいないだろ！！！」
「どうだろうな、さてそれよりもだ。
その手をさっさと離せジャック。」
ふと胡散臭い笑みを浮かべたと思ったら鬼のような形相に瞬間的に変わったバルボッサに怯む
元、一等航海士。現、船長(自称)。
好きな物、林檎と猿のジャック
嫌いな物、人間のジャック
「なんでお前の命令に従わなきゃいけないんだ」
「Aの意思を尊重したまでだ。」
ふい、と私を見つめるバルボッサ
その目は不器用な優しさを含んでいて…不覚にもドキリとしてしまう。
『…ｯ…』
「わかったよ、A悪かった。」
パッと離されたと思った矢先、ジャックはニヤリと笑って私の腰を抱き寄せた
『ｯｯ────』
「今回は、諦めるけど次はA、次は覚悟しとけよ？」
そう言ってグッと顔を近付けてくるジャック…
『ちょ…！』
目と鼻の先に彼の顔が近づいた瞬間、かなり強い力に引き剥がされた。
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(お茶・・)ψ(プロフ) - 雪菜さん» 修正しました！ (11月11日 21時) (
レス) @page27 id: 50df67fa86 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - すみません、リク『全てあなたのもの』ガプセン見れないみたいなのですが、私の方がおかしかったりするのでしょうか？ (10月15日 23時) (レス) id: 5e33687809 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - ルークさん» 了解ですれ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - まるごと林檎。さん» うわ、すみません！いまみました！！了解でし！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - 無痛症の夢主に対してみんながどんなふうに対処？というかケガしないようにするかを見たいです！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 73881cdf76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(お茶・・)ψ | 作成日時：2017年7月19日 17時
