【願い事�◆枸啗� ページ20
「そうか？なら、みんなしたがってるぜ？」
そう言って顔を近づけてくるジャックから顔を背ける。
「相変わらず連れないなぁA。
俺達は愛し合ってるんだ！
────キスくらいならイイだろ？」
『いつ私があなたを愛してるって言ったのよ』
「酒に酔って────」
「美しい女にホラを吹くのは同じ男として情けないなジャック。」
そう言い放った声の持ち主にジャックの顔が引きつった。
「へ、ヘクター。
別に嘘なんかついちゃいないさ！」
「ちょ、ヘクター…なんで無視してそっち行くのさ〜。」
「お前なんかに構う暇はない。ジャックその腕をどけろ。」
「嫌だね。お前はそいつと仲良くしてろよ。
Aは俺がいただく、おわかり？」
「ふーん、A…アンタ、私からヘクター奪う気なんだ。」
えー……何この修羅場…
「とりあえず、殴らせて？」
ジリジリと睨めっこをしているバルボッサとジャック。
そして殺気を放つ目の前の少女。
『私は…別に……奪うとかそんなつもりじ──』
最後まで言い終わる前に、吹っ飛んだ。
「「Aｯ……！！」」
甲板の壁に激突する。
ビリビリと首から下にかけて痛みが伝わる。
「おー、よく飛ぶ。」
「お前、何のつもりだ。」
「何って…いやだなー、
ヘクターが私よりもAばっかり構うからどっちが強いのか見せてるだけだよ。」
「何────」
「おい。A、どこが痛む？」
『…大、丈夫……。』
ヨロヨロとジャックの手を借りながら起きると少女が目の前にやって来てまた私を────
ｶﾞｽｯ
思わず目を瞑ったが、痛みはない。
『…？………！！』
「ヘクター……お前…！！」
「ちょ。何して…んの……」
私を殴るであろう拳はバルボッサの手にしっかりと収まっていた…
バルボッサが、私を守っ…た…？
『なん、で……』
「惚れた女の危機を助けない男がどこにいる」
振り返りそう言い放った彼の声と眼差しは過去にないほどに優しく、私の胸を苦しいくらいに締め付けた。
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(お茶・・)ψ(プロフ) - 雪菜さん» 修正しました！ (11月11日 21時) (
レス) @page27 id: 50df67fa86 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - すみません、リク『全てあなたのもの』ガプセン見れないみたいなのですが、私の方がおかしかったりするのでしょうか？ (10月15日 23時) (レス) id: 5e33687809 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - ルークさん» 了解ですれ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - まるごと林檎。さん» うわ、すみません！いまみました！！了解でし！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - 無痛症の夢主に対してみんながどんなふうに対処？というかケガしないようにするかを見たいです！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 73881cdf76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(お茶・・)ψ | 作成日時：2017年7月19日 17時
