続き ページ49
「・・・二人とも、ごめ、ん、」
私が謝ると、二人ともきょとんとした顔をした
ト「別に謝ることちゃうやろ？」
グ「まぁ、今は帰るだけやし、気にすんな」
二人が優しいトーンで言ってくれて
また、涙腺が緩みそうになる
すると、トンちが頭を撫でてくれた
落ち着いて安心しきっていると、後ろからグイと腕をひかれた
突然のことで体が倒れそうになったけれど
ひかれた先はさっきまで会っていた人の腕の中だった
ゾ「ほん、まに、手、出されとる、とは、な・・・」
ト「ちゃうぞ！？ゾム！」
グ「そうやぞ、もうちょいはよ来んか」
ト「おい、いいから俺らは退散するぞ」
トンちがそう言って二人ともじゃ、と去っていく
ゾ「・・・さて、A」
「・・・」
ゾ「浮気すんな言うたやろ？」
「し、してない！ゾム以外見てないっ！」
思わず振り返ってゾムを見ると、かなり汗をかいていた
それに、しゅんとした顔
ゾ「編集忙しかったとはいえ、すまんかった」
「・・・うぅん、私こそごめん」
そこから、仲直りをしてお互い向き合う
ゾ「・・・はぁ、しんど」
「だ、大丈夫？」
ゾ「久々にこんなに走ったわ・・・」
その言葉に、ドキッとする
ゾ「とりあえず、帰ろか」
「うん・・・あ、」
私はゾムより身長が低いので、話すときは見上げる形になる
そしてゾムと一緒に見えた夜空に流れ星が通る
急いで手を合わせて心の中で願う
ゾ「何しとん？」
「・・・流れ星、見つけたから願い事してた」
ゾ「えっまじで？俺も見たい」
「もう過ぎちゃったよ」
くそー、と言うゾムを慰めつつ手を繋ぐ
歩き出してもゾムは夜空の流れ星を探していた
ゾ「そういや、どんな願い事したん？」
「んー・・・秘密」
ゾ「何でやー」
「そのうち、叶ったら教えるよ！」
笑って答えると、不服そうな顔をした
いつか同じ家に帰って、同じご飯を食べて、暮らしていけたらなんて、ゾムから言って欲しいじゃない？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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柚杜(プロフ) - いおさん» いおさんコメントありがとうございます！おぉっそれはすごいタイミングｗｗおめでとうございますｗ更新頑張りますー！！ (2016年8月12日 18時) (
レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - ちょうど誕生日が近い時にこの...！これからも更新頑張ってください！ (2016年8月12日 17時) (レス) id: 39c85f48df (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - 涼さん» 涼さんコメントありがとうございます！！楽しみにしてもらえて嬉しいです！！応援ありがとうございます！頑張れます！！ (2016年8月8日 12時) (レス) id: 1c1851b5e5 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - コメ失礼します！更新の通知が楽しみで楽しみで…！更新頑張って下さい、応援してます！ (2016年8月8日 7時) (レス) id: ce59394656 (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - ナキさん» ナキさんコメントありがとうございますっ！嬉しいお言葉・・・！続編やらせていただきます！ゾムとトンチ満足してもらえるような話を作れるよう頑張りますね！ｗ (2016年7月31日 0時) (レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
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