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風雅が、2人でお茶してた時の様子を話してくれる。
初めてカフェで会った時と印象が違って見えた事。
同じ学部の女の子に声を掛けられて戸惑っていた事。
僕が女の子と関わらないようにしてると言ったら泣き出した事。
自分がヤキモチ焼きで僕を困らせていると言って哀しそうだった事。
年上で若くない事をものすごくコンプレックスに思っている事。
気にし過ぎだし、僕は捺香が好きだといったらホッとした顔をした事。
捺香から口止めされてなんとなく言いそびれてたけど。と、初めて会った時との印象が大分変わっていた事に驚いたし、なんか心配になったと風雅に言われる。。
捺香が年齢差をコンプレックスに感じていた事を初めて知って、驚きというか動揺した。
僕と真逆なコンプレックスをそこまで感じていた事に気付きもしなかったし、言ってもらえない寂しさを感じた。
今の僕に言いたくても言えない関係性だって、外部から教えられて正直堪える。
風雅の話を聞いて、多分僕は相当酷い顔していたんだろう。
ジッと僕の顔を見て風雅がなんか哀しそうな顔を見せる。
「・・・こんなん言うんアレやけど・・・付き合っててしんどくないん？」
痛い所を突かれた気分になるけど、しんどいわけじゃない。
「しんどい・・・ってよりは、どうしたらいいやろって感じ・・・。全部俺が悪いから」
僕の返事を聞いて、何かを考えるような顔を浮かべ「それって、彼女が重いんか斗亜が信頼されてへんかどっち？」なんて、しっかり核心を突いてくる風雅に苦笑いするしかなかった。
「なんや・・・浮気でもしたん？」
さらっと言われた言葉に噎せて咳込んでしまう僕を見て「へー以外」って、返事してないのに肯定に取られた。
「・・・浮気ってか・・・まぁ・・・浮気なんやろな・・・」
そう言って、捺香とのこれまでをかいつまんで話した。
自分が捺香に感じたコンプレックスや劣等感。
耐えられずに他の人でバランスを取ってた事。
自分が彼女に依存していた事。
彼女のおかげで自分を取り戻せたけど、その代わり今度は彼女が不安定になってしまった事。
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あお(プロフ) - まなみさん» めちゃくちゃ嬉しいです！気持ちがコロコロ揺れ動く斗亜くんですが、最後まで楽しんでもらえたら嬉しいです！ありがとうございます。 (9月19日 21時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - このお話が大好きで前作からまとめ読みを数回繰り返しています、、、！更新楽しみにしています！ (9月16日 19時) (レス) id: 5166b5aa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年7月27日 13時
