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「あー・・・多分。・・・仲直りはしたんちゃうかな・・・」
拓哉の歯切れの悪い返事に、ピンと来てしまった。
「・・・女の子？・・あの、セミロングの・・・」
「・・・・知ってんの？・・・麻美の事」
「名前は知らんかったけど・・・。ってか、何にも知らんねんけど・・・」
昔から斗亜と仲が良さそうだった事、最後の旅行の写真の事、斗亜のカメラロールから彼女の写真が消えてた事。
「斗亜からその子の事聞いた事ないけど・・・なんとなく、何かあるのかなって」
「写真・・・全部消しとったんや。・・・あ、大丈夫やで？深い関係の子とかちゃうから」
私が気にしないように麻美さんと斗亜の間には何もないように拓哉が言うけど、全く何もないわけない事くらいわかる。
「いいよ拓哉、気使わんで？・・・って言うても浮気とかちゃうって思ってるし。・・もしかしたら彼女が斗亜の事好きやったんちゃうかなって。・・・斗亜が私よりその子が好きやったら、あんな風に携帯無防備に見せたりせーへんと思うから」
そう言うと「・・・写真だけでそんな気付くねんなぁ。・・・俺も彼女出来たら気つけよ」って冗談交じりで言う拓哉に「いちいち干渉する気もないけど、そりゃ気にはなったし、嫉妬もしてたよ・・・斗亜は私がそんな事思ってるって知らんけど」そう言うと拓哉が少し驚いていた。
「え・・・嫉妬するんや？・・・そういうの、ちゃんと言ってあげた方がええよ。・・・斗亜、自分ばっかりが好きやって思ってるみたいやし」
そんな言葉が返って来て、ちょっと信じられない気持ちになる。
「そんなん・・いちいち言われたら面倒くさくないん？・・・なんか、束縛してるみたいで」
恥ずかしいやん？って、コーヒーのカップを両手でモジモジ触る。
「斗亜って結構自己肯定感低めやから、自分の事必要としてほしいんやと思うねん。・・・俺ら年下やし、余計頼って欲しいって言うか・・・甘えてほしいって」
意外過ぎる拓哉の言葉に言葉が出ない。
「恥ずかしいとかで気持ち隠されるより、何でも素直に言うて欲しいんちゃうかな・・男って好きな人には頼られたいし支えてあげたいって思うもんねんで？」
ダメ出しの拓哉の言葉に、今までの色んな出来事が巡る。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
