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「・・・・何て言うか・・・斗亜らしいっちゃあ斗亜らしいけど・・」
「言っとくけど、俺は止めたで？・・・・まあでもレベル高いとこ受かったんやし良かったよな」
そう言って拓哉は笑ってるけど、正直私は笑えなかった。
大学の進路変更なんて、人生結構左右する大事な選択なのに、そんな事で変更してたなんて知らなかった。
「・・・まぁ、発想はアホやけど。正直あの大学受かるって、相当努力せな受からんで？・・・そんだけ釣り合う男になりたかったんちゃうの？」
机の上で腕を組みながら、愛されてるねーって茶化す拓哉の言葉に、この間の行為で攻められた時に言った斗亜の愛してるを思い出して、少し複雑な気持ちになった。
自分の人生を左右するくらい愛してくれてるって事？
それくらい愛してるから俺のものでいてって事？
そう考えると、もう私は斗亜っていう底なし沼に知らない間にはまってしまってて、気付かないうちにゆっくりジワジワと沈められているような気分になった。
「せやから、何が何でも受からなあかんし、最後の方は余裕なかったんちゃうかな？心ここにあらずって感じやったし」
思い出すように拓哉が話してて、あの新年会で酔いすぎて迎えに来てくれた日の事を思い出す。
あの日、本当に斗亜が別人に見えてビックリした。
ずっと、斗亜の心はいっぱいいっぱいだったのに、膨らましすぎた風船を小さい針で突いて割ってしまった気分になった。
そんな思いで受験勉強してたなんて知らなかったとはいえ、斗亜なりに私の為に必死で勉強してたのに、当の彼女があんなんじゃあ怒りたくもなる。
拓哉に話聞いて良かった。
謎だった斗亜の答え合わせみたい。
「そういう事やったんや。・・・実はさ・・受験直前に喧嘩したんよ。飲みすぎて斗亜に怒られてん。・・・理由が今わかった」
そう言うと「あ、やっぱ喧嘩してたんや？・・・お泊りしとったやろ？次の日学校でめっちゃ荒れてて友達に八つ当たりしとったで」って平然と返って来て、椅子から落ちそうになる。
「え？八つ当たり？絶対私のせいやわ・・・ごめんなさい。・・・そのお友達とは仲直りしたんやろか？・・・ってか、斗亜、ちゃんと謝ったん？」
お友達に申し訳なくて謝ると、拓哉が何とも言えない顔をした。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
