検索窓
今日:10 hit、昨日:73 hit、合計:710,152 hit

糖分27% ページ27

.引き続き、蜜璃ちゃんサイドです!




慌てて方向を変えようとしたけど、時すでに遅し。



ばっちり2人を目撃してしまったAちゃん。



『…え…』



な、な、何やっているの!?不死川さん!?



あなた潜入任務してるんじゃなかったの!?



あ、でも…



私はその任務の内容を思い出す。



それは、鬼殺隊の中で少し噂になっていた。




____港で有名な魔性の女ってしってるか?



____あぁ、色んな男吸い寄せるって女だろ?



____でもその男がどんどんと不自然に死んでいくんだよ



____鬼なんじゃないかって警戒されてたんだけどよ…



____その鬼の所に潜入任務に行くのが、不死川さんなんだよ…




伊「お前がまさかそっち系の潜入任務に行くとはな。」



実「親方様に言われちゃしょうがねェだろうがよォ…つか、そっち系じゃねェ…」



宇「まぁ、そっち系と呼ぶには甘いかもな。派手に女に媚び売って情報集めて、その情報次第で派手に首を斬りゃいいんだろ?」



実「まァな」




宇「にしても、祭りの神である俺でもなく、顔だけはいい冨岡でも無く、お前ってところが派手に傑作だぜ…」



伊「その“魔性の女”は野蛮な男が好きらしいぞ。」



実「…」






.






きっとその任務なんだわ!



けど、こんな所を見たらAちゃん勘違いしちゃう…



私が説明してあげられたらいいんだけど、不死川さんはAちゃんに鬼殺隊の事を隠している見たいだし…



どうしよう!!



とりあえずAちゃんの手を引いて、不死川さん達とは逆方向に進む。



蜜「え、えっと…きっと不死川さんにも理由があるのよ!だって…」



Aちゃんの事を嫌いになる人なんて、誰もいないわ。



そう言おうとしたのに、私の口からは言葉が出てこなかった。



Aちゃんが泣いていたから。



綺麗な瞳を濡らして、その大きな目から溢れ出した雫がポロポロと落ちる。



『な、泣いてないですよ…?全然、泣いてないですから…!』



その言葉と反比例するように、涙は溢れてきて。



蜜「…我慢しなくていいわ!」



私は、そう強く言って、そしてAちゃんを抱きしめた。



『…ごめんなさい…!』



そう言って肩を震わせるAちゃん。



まるで正反対の2人だから、恋仲だ、と聞いた時は本当かしら?と思っていた。



.




だけど分かった。







.






Aちゃんは不死川さんの事が本当に大好きなんだわ。

糖分28%→←糖分26%



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (334 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
868人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ロロ天Runa - ヤバッ、、、!最高ですね、はい、更新がんばってくださいね!!応援してます!! (2021年3月8日 20時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - なしなつさん» 私も実弥さん最推しです!! (2019年10月31日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - ハァァァァ尊い…!!不死川好きだわぁ… (2019年10月31日 20時) (レス) id: 737edd5ad9 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!好きだと言っていただけて、嬉しいです! (2019年10月24日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
- この作品が好きです。頑張ってください! (2019年10月23日 22時) (レス) id: 72108a1f6d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年9月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。