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『そうだ、蜜璃ちゃん。不死川 実弥さんってご存知ですか?』
蜜璃ちゃんもこの店によく来るならもしかしたら知っているかもしれない。
そう思って聞いてみる。
蜜「えぇ!?」
すると、とても驚く蜜璃ちゃん。
『やっぱりご存知ですか?わたし、よく実弥さんとここでお菓子を食べるんです!』
すると、蜜璃ちゃんは納得したように胸を撫で下ろした。
店主「Aちゃん。ほんで、私、実弥の彼女ですーって言わなあかんやろ?」
ニヤニヤした顔でそう言ってくる店主さんに、顔が赤くなる。
蜜「ええぇ!?」
また驚いた声を上げる蜜璃ちゃん。
『…もう!辞めてくださいよ…』
蜜「あ、あの、その不死川さんから仕事の話とか聞いた事あるかしら?」
そして、おずおずとそう尋ねてくる。
『いえ、あまり仕事の話をしたがらないんです。』
私がそう伝えると、
蜜「そうなのね…」
と、また納得したように頷く蜜璃ちゃん。
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それからまた会話が弾んで、いつもよりも大分長く甘味処に居座ってしまった。
甘味処を出た所で、互いに手を振る。
『また会いましょうね!蜜璃ちゃん!』
蜜「うん!Aちゃん!」
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そして、私は実弥さんの家へ向かう。
早くこの事をお話したいな。
まさか初めての女友達があんなに可愛い子なんて。
蜜璃ちゃんは実弥さんとあった事がある見たいだったけれど、仲がいいんだろうか。
早く実弥さんに会いたくて、ちょっと駆け足になってしまう。
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そんな私のことを、見ていた影があるなんて知らずに。
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私が玄関の戸を叩くと、いつものように実弥さんが顔を出してくれる。
最近は家に実弥さんが居ないこともたまにあって、私が料理している途中に帰ってこられたりすることもある。
信頼されてるんだなぁなんて、勝手に嬉しくなったりして。
実「嬉しそうだなァ。なんかあったのかァ?」
そう聞いてくる実弥さん。
今すぐにでも話したいけど、
『はい!後で話しますね!』
夕飯の時に、ゆっくりお話する事にしました。
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ロロ天Runa - ヤバッ、、、!最高ですね、はい、更新がんばってくださいね!!応援してます!! (2021年3月8日 20時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - なしなつさん» 私も実弥さん最推しです!! (2019年10月31日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - ハァァァァ尊い…!!不死川好きだわぁ… (2019年10月31日 20時) (レス) id: 737edd5ad9 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!好きだと言っていただけて、嬉しいです! (2019年10月24日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
月 - この作品が好きです。頑張ってください! (2019年10月23日 22時) (レス) id: 72108a1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年9月29日 23時