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確かに夕飯は要らなくても、昼にちょっと差し入れするくらいなら出来るかもしれない。







そう思い私は洋菓子を作り始めた。







不死川さんがおはぎ以外のお菓子を受け取ってくれるのか、と言う問題はあったが、私があの甘味処以上のおはぎを作れるとも思えない。







なるべく保存のきくものが良いかな、と思い、焼き菓子を作っていく。







出来上がったお菓子を箱に詰めて、







姉に見送られて不死川さんの家に向かった。







不死川さんの家の近くに行くと、やはり不安になってきて、







『べ、別にこれは!お菓子を作ったらたまたま、たまたま余っただけで、別に不死川さんに会いたいから、わざわざ作ったとかではなくて…』







なんて、無理やり自分に言い聞かせる。







『でも、やっぱり気持ち悪いかな…』







やっぱり不安。







帰ろうかな、なんて考えたけれど、やっぱり不死川さんに会いたくて。








結局、お庭の門を叩いてしまった。









実「Aかァ、久しぶり…『これ!』」








久しぶりに見る不死川さんは、やっぱりかっこよくて。








もっと一緒に居たくなってしまいそうで。







でも、不死川さんだって忙しい事くらい分かっている。







だから、気持ちが溢れてしまう前に、持っていたお菓子を不死川さんに押し付けた。







『おはぎじゃないんですけど、洋菓子です。嫌だったら捨ててもらって構いませんので!…では!』







実「あ、ちょ、待てェ!」







不死川さんがそう言うのも聞かずに私は走って帰った。









不死川さんは、ずるい。







いつも、私ばかりドキドキして。









…ずるい。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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ロロ天Runa - ヤバッ、、、!最高ですね、はい、更新がんばってくださいね!!応援してます!! (2021年3月8日 20時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - なしなつさん» 私も実弥さん最推しです!! (2019年10月31日 20時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - ハァァァァ尊い…!!不死川好きだわぁ… (2019年10月31日 20時) (レス) id: 737edd5ad9 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - 月さん» ありがとうございます!好きだと言っていただけて、嬉しいです! (2019年10月24日 0時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
- この作品が好きです。頑張ってください! (2019年10月23日 22時) (レス) id: 72108a1f6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yurirol0305 | 作成日時:2019年9月29日 23時

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