第47話 ページ7
Aはひとしきり泣いた後、茂みから出て
部屋に戻ろうとすると、留三郎が待っていた。
律儀にもAが出てくるまで待っていたらしい。
留三郎はAの目が赤くなっている事に
気付いたが、それには触れずAの頭を
わしゃわしゃと撫でた。
「……何すんの」
慰めてくれてるのだろうか。
「いや、何となしにこうしたくなっただけ
なんだけどよ」
留三郎に撫でられるとAは不思議と落ち
着いた。
前世の時からAが壁にぶつかり凹みそうな時、留三郎はAが泣いた後、理由も聞かずにただ頭を撫でて勇気付けてくれる。
(留三郎は相変わらずやさしいな
でも、勘違いしたらダメ、留三郎は誰にでも
優しいのだから…………)
「留三郎ありがとう
もう大丈夫だから」
「そうか………………？？」
留三郎的にはしばらくそうしたかったが、
Aが大丈夫と言うので名残惜しそうに
撫でるのをやめた。
「さ、さて、俺も寝るかーー」
「うん」
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メクルクル(プロフ) - ひろくんさん» コメントありがとうございます、 泣いてくださるなんてこちらこそ嬉しさで泣いてしまいます…… (2021年1月6日 19時) (
レス) id: f8b718fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ひろくん(プロフ) - とても好きです。読み返す度に泣いてます…涙なしには見れない奴ですよ…とても好きです… (2021年1月5日 12時) (レス) id: 0df5293f1e (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - 華さん» 催促とコメントありがとうございます、細々とですが更新はしていくつもりです！ (2020年3月29日 16時) (レス) id: f8b718fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 早く続きがみたいです！楽しみにしてます！ (2020年3月29日 1時) (レス) id: 5089320bde (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メクルクル | 作成日時：2019年4月26日 23時
