第71話 ページ31
元の席に戻ったAだったが、急に用事を
思い出したと、お茶をしていた女性陣に伝え六人と一緒に茶屋を出た。
てっきり女性陣に怒られると思ったが、さっきの騒動で惚れられたらしくまたお茶してほしいと手を握られてしまった。
当然後ろから鋭い視線を感じたAは機会がありましたらと、さりげなく誘いをかわした。
今は忍術学園に戻る最中である。
「全く、敵に近づいてどうする
相手が何もしてこなかったから良かったものの……」
Aは仙蔵にくどくど文句を言われる。
「分かったって、何も無かったからいいじゃん
それに放っとく事出来なかったし……」
こればかりは自分でもどうにも出来ない。
昔から後輩などが何か困っていると手助けしてしまう。
それが自分の状況を悪くすると分かっていても、だ。
「はあ、しかし、男装していても分かって
しまうとはな……」
策を練った意味がないな、と仙蔵だったが。
「それなんだけど、ぶっちゃけさあ
他に気付いてる人っていた？」
小平太がぽつりと言う。
「……いや、皆Aちゃんの事少年と思ってたよね」
「気づいていた刺客があの娘だけというもの
気になるな……」
実際天女を探していると見られる刺客はちらほら居た……が、男装しているAを見ても全く気にも止めていなかった。
Aは足を止め、なるべく六人にだけ聞こえる様に声を小さくした。
「……なら、答えは一つじゃない？
学園内に情報を流しているやつがいる」
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メクルクル(プロフ) - ひろくんさん» コメントありがとうございます、 泣いてくださるなんてこちらこそ嬉しさで泣いてしまいます…… (2021年1月6日 19時) (
レス) id: f8b718fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ひろくん(プロフ) - とても好きです。読み返す度に泣いてます…涙なしには見れない奴ですよ…とても好きです… (2021年1月5日 12時) (レス) id: 0df5293f1e (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - 華さん» 催促とコメントありがとうございます、細々とですが更新はしていくつもりです！ (2020年3月29日 16時) (レス) id: f8b718fdc2 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 早く続きがみたいです！楽しみにしてます！ (2020年3月29日 1時) (レス) id: 5089320bde (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メクルクル | 作成日時：2019年4月26日 23時
