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第16話留三郎が小さくなりましたその十四 ページ18

朝、留三郎は目覚まし時計の音で目覚めた。

もぞもぞと動きいつもと同じように止めようとしたが、そこに時計はなく空振りする。

いつもここに置いているはずなのに……と思ったがまぁ、寝ぼけているのだろうと手を伸ばして音を止めた。

欠伸をして目を開けるとそこには何故かAが横たわって寝ている。

「は??」

そして自分は裸である。

Aはきちんと服を着ているが。

留三郎はベットの上に散乱した服のような物は気づかなかった。

(なななな何で俺裸なんだよ!!
もしかしてい、い、一線越えちまったとか!?!?)

知らぬ間に卒業してしまったのかーーと苦悶
しているとAが動いた。

Aの寝顔を見て留三郎は息を呑む。

そして心臓がどくんどくんと大きく鳴る。

思わず手を伸ばしそうになった所でAは
目を覚ました。


しかし、タイミングが悪くAの目の前には留三郎の留三郎が映っていた。

(やっべえ!!!全裸なの忘れてた!!
殺される!!!)

Aの顔はみるみる真っ赤に染まり近くに
あった枕を留三郎の顔にぶつけた。

「ぎゃあー!!!!!バカ留三郎!!」

「ぐえっ!」

留三郎は拳が来る事を予想し身構えたが、衝撃が来ずわずかに目を開くとAがそっぽを
向きながら紙袋を差し出していた。

「早く着替えて下で待ってるから
説明は後でする」


Aはそう言うと、真っ赤な顔のまま降りていった。

第17話留三郎が小さくなりましたその十五→←第15話留三郎が小さくなりましたその十三



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竹林寺(プロフ) - メクルクルさん» いえいえ!こんなに面白い作品にコメントしないほうがおかしいですよ!!更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 9時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 面白いです! (2019年8月21日 18時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - 竹林寺さん» 竹林寺さんコメントありがとうございます!!!めったにコメント来ることがないのでとてもうれしいです( ;∀;) (2019年8月10日 0時) (レス) id: 77734c536d (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 最高です(鼻血) (2019年8月10日 0時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メクルクル | 作成日時:2019年4月19日 3時

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