☆ ページ4
side 鬱大先生
ut「なあなあ、Aちゃん。」
歓迎会が始まるなり、彼女の元へ向かう。
マンちゃんと談笑していた彼女は、話し掛けられたと分かった途端すっ、と無表情に戻る。
『なんですか、先輩。』
ut「あっ、いやー…。仲良くなりたいな〜と思いまして…」
os「こら、そんな怖い顔したらあかんよ。」
『でもマンちゃん。仲良くしても意味無いと思うんだけど。』
真顔でそう言い放つ彼女に僕もオスマンも苦笑いしか出来ない。
これ、仲良くなれるんやろか？
＿＿＿＿＿＿
ut「結局その後めちゃくちゃアタックしたんやけど全然構ってくれへんくて。
僕が頑張っている間にみんな仲良くなってもうたから、もうええかなーってなってたんやけどな。」
shp「へえ…結局どうやって仲良くなったんすか？」
ut「ああ、それがな。戦場で怪我したAちゃんをおぶってペ神の所まで運んだらだんだんと話してくれるようになって、そっから仲良くなれたんや。」
そう言って誇らしげにしてみせると、「良かったっすね」と煙草片手に笑うショッピくん。
くそっ、これが彼氏の余裕かいな。リア充めっ！
ut「あれがもう3年前の話やって思うと、なんだか時の流れを感じるわ。
Aちゃんも丸くなったなぁ。」
『そうですね、ほんま、私も変わりましたわ。自分でもびっくりですよ。』
ut「ほんまに…
ってAちゃん？！」
驚いて後ろを向くと、過去の彼女からは想像出来ないほどの笑顔をこちらに向けていた。
『ところで鬱先生。お仕事しました？してませんよね？』
ut「え、いやあの…」
『もー、サボったらダメやないですか。先輩？』
ut「ショ、ショッピくん助けて…」
そう助けを求めるも、目もくれずに遠くを見ながら煙草を堪能しているようだ。
…この野郎。
しかも、そのショッピくんの彼女さんは思いっきり俺の首根っこを掴み引き摺る始末。
『じゃあ、ショッピさん。また後で！』
shp「はい、Aさん。仕事、頑張って下さいね。」
ut「もうこのカップル嫌やー！」
そんな僕の叫び声が虚しく城内に響き渡ったのだった。
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ユリナ(プロフ) - HARUKAさん» コメントありがとうございます！私も菓子言葉を調べてみて初めて知りました。マカロン…美味しい…((めちゃくちゃ気に入ってる作品なのでそう言っていただけて嬉しいです！外資系は最強也(( (2019年2月17日 17時) (
レス) id: c1af3d89c1 (このIDを非表示/違反報告)
HARUKA(プロフ) - え、マカロンって特別な人って意味だったんすか？やべぇ、色んな人にマカロン配っちゃった。好きな人にも.....あぁぁぁぁぁぁ！最悪っすわぁ。あ、ショッピ君かっこいいですね！やばいです！もうこの小説まじで大好きてす！これからも頑張ってくださいね！ (2019年2月17日 16時) (レス) id: 7a9e10bcca (このIDを非表示/違反報告)
ユリナ(プロフ) - えだまめさん» はっ…！ありがとうございます！そっと直しときます(( (2019年2月16日 18時) (レス) id: c1af3d89c1 (このIDを非表示/違反報告)
えだまめ(プロフ) - ショッピくんのセリフの「一緒に登校」って所「投稿」になってますよ(小声) (2019年2月16日 18時) (レス) id: 564a10f34b (このIDを非表示/違反報告)
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